地京原の鯉のぼり | 信州風景歳時記

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今日5月5日は「こどもの日」でした。

こどもの日と言えば鯉のぼりです。

ということで、長野市中条(旧上水内郡中条村)地京原地区にあるアルプス展望広場の風景をUPします。

ちなみに「地京原」は「じきょうばら」と読みます。観光のHPなどではこの場所は「長野市中条御山里」と表示されていますが、御山里(みやまさ)はこの地域の大字です。当ブログは地域に根差した風景写真を標榜しているので、この景観作りに尽力されている地京原地区の皆様に敬意を表して、小字である地京原を使用します。

今回の写真は過去作を含んでおり、それぞれ撮影年が異なりますが、共通点は「晴天」です。

雨天・曇天での撮影が好きな私ですが、ここでの撮影に限っては晴天でなければ魅力が半減します。

もちろん、菜の花だけ撮るのであれば雨天、曇天もありですが、それならわざわざここへ来なくても別の場所で撮れます。

 

この場所は遮るものが何もないので風通しがよく、鯉のぼりが元気に泳ぎます。

鯉のぼりスポットは数あれど、菜の花畑と北アルプスがセットで見られる絶景は他に思い当たりません。

 

 

 

鯉のぼりをカットすると、遠景の北アルプスを広く撮り込むことができ、これも画になります。

 

ここの鯉のぼりは地京原地区の皆さんで組織する「進和会」の尽力で、毎年GWに合わせて揚げられています。

昨年はコロナ禍で掲揚が中止されましたが、今年は復活し、4月25日に進和会の皆さんが設置作業をされました。

今年は鯉のぼりがどうなるのか心配していたところ、親切な地元の方が「今年は(鯉のぼりを)揚げる」と知らせてくれました。

地元では「鯉のぼりが揚がらないと寂しい」という声が多かったそうです。

もし2年続けて鯉のぼりをやめたら復活は難しくなり、過疎化、高齢化が進む地元の活力が失われかねないと危惧していただけに安心しました。

例年行われている各種イベントは昨年に続いて中止となりましたが、鯉のぼりは5月8日まで揚げられています。

来年は鯉のぼりの下で賑やかにイベントが行われることを祈ります。

 

今日でGWも終わりです。日曜日まで連休という人もいるかもしれませんが、私は普段の生活サイクルに戻ります。

ご覧いただきありがとうございました。

 

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長野県では5月9日まで県独自の感染対策強化期間となっています。

信州へは状況が落ち着いてからお出かけください。

 

参考:長野県HP

https://www.pref.nagano.lg.jp/hoken-shippei/kenko/kenko/kansensho/joho/corona.html