Nuovo Cinema Paradiso | ナオトのこだわり農業日誌 - Take Me Out to the Farm -

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幸蔵農園(http://kozonouen.thebase.in )の代表。美大卒業後、デザイン事務所、出版社、広告代理店を経て、現在は究極の桃&枯露柿を作るべく、日々精進しています。アルファロメオ145とスズキGSX-R1000を所有。趣味のテニスは中級レベルです。お酒はワイン派。

年末年始は実家の長野市に帰っていたのですが、
名優・高倉健も頻繁に訪れていたという善光寺参りのあと、
高校時代、学校へ行く振りをして通った
懐かしい映画館の前を通りかかりました。


その映画館『長野相生座(ながのあいおいざ)』
明治25年(1892年)に開場した芝居小屋『千歳座』が前身で、
大正8年4月(1919年)に長野演芸館が
『千歳座』を買収し、『相生座』と改称。
活動写真の営業を始め、現在まで映画ファンに愛されています。


長野相生座






昔の長野相生座。創業当時の建物が今も使われる


権堂アーケード商店街の一角にある館舎は
増改築を繰り返し、明治時代当時の建物が今も使われており、
旧き良き、映画黄金時代の空気を感じさせてくれます。
築120年を誇る建物は、建築年が確かにわかっているなかで
日本一古い映画館である新潟の高田世界館より
更に古いともいわれ、日本最古クラス。
新作のほか、観客のリクエストによる名画特集が催されており、
先日も『市川雷蔵 雷蔵祭~初恋~』が開催されていました。


映画館のある場所は善光寺から歩いて行けるだけでなく、
以前紹介した長野市民のソールフード、
『いむらや』権藤店のすぐ近く。
善光寺参り→映画鑑賞→中華という観光ルートもおすすめです。


当時は工業デザイナーか映画監督になりたいと夢想してた。
僕のNuovo Cinema Paradiso…。


雷蔵祭り






















館内には入りませんでしたが、『市川雷蔵 雷蔵祭~初恋~』チラシだけもらってきました