パリオリンピックの開会式をテレビで見た。
パリは留学も含めて4回行ったのでとても懐かしかった。
思い出の光景があちこちで映し出された。
選手団が乗ったバトームッシュは、普段はセーヌ川クルーズのランチやディナーに使われることが多い。
僕も2回乗ったことがある。
うち1回は、昼間に1人で乗って、カメラマンから船上で写真を撮られ、下船した時に売られていた。
要するに商売用の観光写真だ。
その値段が高い高い。「こんなぼったくり料金の写真なんて買うか」と思ったけど、僕以外の写真は全部売れて、僕の写真だけが残っていた。僕の写真が捨てられるのも嫌なので、仕方なく買った。
嫌そうな顔をして写っている写真(しかも白黒)は今、僕の部屋に飾ってある。
もう1回は、パリの夜景を見ながら、妻とディナーを食べた思い出のクルーズ船だ。
テレビに映し出されるパリの街は、あまり変わっていないような気がした。
セーヌ川も相変わらず汚いし・・・。
でも、セーヌ川沿いにあった古本屋さんや絵描きがいなくなっていたけど、オリンピック期間中だけテロ対策で排除されたのかなあ。
僕も留学している時に、1度だけテロに遭いかけた。
シャンゼリゼのバス停が爆破された30分後に現場を通りかかった。間一髪だった。
もちろんすぐに規制線が張られて、僕が通りかかった時は封鎖されていたけど・・・。
パリはテロの危険が多い。
エッフェル塔には5~6回上った。
うち1回は、エレベーターを使わず、階段で歩いて上った。
死ぬかと思った。お金はケチるものではない。
ちなみに東京タワーにはまだ1回も上ったことがない。
またシャンゼリゼのカフェで、まったりとエスプレッソを飲みたいけど、もう行く機会もないだろうなあ。