教育放送で早くも勘九郎、七之助の籠釣瓶放映。
う〜んでしたね。
極めつけは、前の前の幸四郎の次郎左衛門ですよね。
幸四郎の「籠釣瓶は切れるなぁ。」は、圧巻でした。
八つ橋は、歌右衛門でした。
おじいさんの勘三郎の佐野次郎左衛門も残念ながら幸四郎と言うわけにはいかなかった。
先々代の幸四郎の「籠釣瓶は切れるなぁ。」は完全に妖刀がのりうつっていて本当に気味が悪かった。
八ツ橋は見初めの笑いと縁切り、でも結局、佐野次郎左衛門に目がいっちゃいますよね。
縁切りの勘九郎と七之助。
「籠釣瓶はきれるなぁ。」
まだ籠鶴瓶にはなりきれない？
ここで、親父がかみさんを殺して次郎左衛門が醜いあばた面になったってことまで、全部感じさせる。
無茶苦茶な芝居ですよね。
勘九郎初演、どこまで行けるか、これからだと思います。
伝統芸って辛いですよね。
若い頃には、「親父さんはねぇ。」とか言われ続けて、死ぬ頃になって、やっと「親父さんみたいになってきたねぇ。」ですからね。
でも、時々、ビートルズみたいな天才が現れる。
それも楽しみ。
幸四郎の「籠鶴瓶は切れるなぁ」の写真が見つかりません😭
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