日経ネットで以下のニュースが本日配信されました。


投資マネー、再び新興・資源国通貨へ

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090518AT2C1700117052009.html


新興国、株価回復広がる 中国けん引、インド・東南アにも拡大(←これは、5/13付け)

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090513AT2M1202N12052009.html


まあ、1回のニュースで一喜一憂してもしょうがないのです(明日にはまた見出しがかわるかも知れないので)が、見通しが間違っていないと言う意味で、うれしく感じたので、ブログ記事に取り上げることにしました。


追加で書きますと、

前回のブログでも書いたように、円に対してドル売り、ユーロ買いのスプレッド取引があると書きました。興味のある方もいると思うので一言付け加えます。一般的にスプレッド取引は相場の上下動に対しては影響を受けにくいというメリットはあるのですが、以下のデメリットがあるので、おすすめしません。

① 儲かるのに時間がかかる。また儲かってもそれほど儲かり方が考えているほど大きくない。

② 逆に、市場動向が当っていれば、単純なドル売りもしくはユーロ買いの方が大きな利益をえることができる。

市場動向に左右されにくいということは、例えば、ドルが上に行く・下に行くという相場見通しが外れても、儲けるチャンスがあるということです。しかし、自分の見通しに自信がないなら、そもそも相場に参加すること自体いかかがなものかということが一点。それと、素直に自分の相場観に従って、単一通貨でポジションを取ったほうが勝ちは勝ち、負けは負けで結果も利益・損失もはっきりしています。このほうが分かりやすいし、負けても次の勝負に気持ちを切り替えやすいですよね。あと、売り買いのロット(比率)をどれくらいにするかと言うのは、幾つかの考え方があって、初心者には難しいのです。途中で、ロット比率を調整しなければいけないやり方もあります。で、単純にどちらかの通貨をロング(買い)かショート(売り)することをおすすめします。

通貨としてのユーロは、魅力的なので何時買いに入るべきか、今入ってもいいのですが、もう少し検討する時間を下さい。


それと、宿題として、日本の代表的なマクロ経済指標を一度整理すると言って、そのままになっています。この次は、その話題を取り上げたいと思います。置きっぱなしになったのは、マクロ経済指標はすぐに方向転換しませんので、後でもまあいいかなと思っていました。すいません。