2021年も残すところあと10日。
新型コロナウィルス感染症のPCR検査新規陽性者の増減に一喜一憂して、すでに2年の月日が経とうとしている。
街もクリスマスイルミネーションが彩鮮やかで、以前の『日常』が戻りつつあり、最近2ヶ月ほどは、PCR検査新規陽性者の数も少なく、この『騒動』もそろそろ終わりの兆しが見える。
だが、12月になるころから『変異株(オキシロン株)』が出現し、再び世界中を震撼させている・・・
新型コロナウィルス感染症が流行して以来、幾種もの変異株が出現しているし、また新たに出現することもあるだろうから、いまさら驚くことはないのではないか。
その『変異種』が、どのような特性を持っているか冷静に見極めて対応すればいいと思う。
一般的に、ウィルスは変異する過程で、感染力が大きくなり弱毒化すると言われている(あくまでも『一般論』なので例外があることは否めないが)。
また、不思議なことに日本では他地域ほど感染拡大していない。
日本人の6割以上が持つ白血球抗原(HLA-A24)が有効に働いているのではないかという研究も発表されている。
また、今年の初めには欧米諸国に比べ接種が遅れているとされたmRNAワクチンも接種が進み、今では日本人口の8割が2回のワクチン接種を済ませている。
感染状況、ワクチン接種などを鑑みれば、以前の『日常』を取り戻しても良いのではないだろうか。
もちろん、持病がある方々は以前の『日常』を取り戻すことに不安であることは理解できる。
しかし、この2年間でどれだけのことを失ってしまったかも考えなくてはならない時期になってきたと思う。
子どもたちや学生たちは、多くの学校行事や友だちとの日常のやり取りで中止、制限されてきた。
また、飲食業や観光・サービス業に携わる人たちは、働く場所・生き甲斐さえ失くした人だっているのだ。
2回のワクチン接種を済ませたからといって、新型コロナウィルス感染症に感染しないとは言えないが、重篤化はかなり防げる。
表現は悪いが、重篤化しなければ『タチの悪い風邪』ではないだろうか。
そもそも、『タチの悪い風邪』にすために、ワクチン接種を半ば強引に進めてきたのではないだろうか。
『タチの悪い風邪』のためにこれ以上、様々な制限をかけ続けることは日本の未来、若者や子どもたちのためにならない。
景気の「気」は、「気持ち」の「気」ともいわれている。
気持ちが上がらないと景気も上がらない。
経済がすべてではないが、経済が悪化することで失う命もある。。。
『重篤化』という不安を取り除くために2回のワクチン接種を進めてきた。
もう、ほとんどの人から、その不安が取り除かれたのだ。
不安が取り除かれたのだから、気持ちを上げていこう
未来のために。
地球の常識‼
『気持ちを上げれば、未来は明るい。』