大人が学び始めるとき。 | いかりんの異星人が行く!!

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あまりの変人ぶりに、家族から『異星人』と呼ばれる。【人は環境で成長する】がモットー。
独自の感覚で育てた息子は、塾へも予備校へも行かずに東京大学文科Ⅰ類に現役合格!!
自伝的子育て本【田舎のキャバクラ店長が息子を東大に入れた。】絶賛販売中!!

気忙しく過ごしていたら、季節が通り過ぎていた…

もう秋だもみじ

blogの更新も2か月ぶり。

更新がなかった2ヶ月、私に特に何かがあったわけでもなく、体調を崩していたわけでもない。blogのネタだってそれなりにあった。それでも2ヶ月間音沙汰なしだったのだから、ただの怠慢だ。

反省したい。。。

 

 

先日、音声版SNSに参加した。

主催する方(モデレーター)が面識のある知人で以前にも参加したことがあったので、参加することへの不安も少なくハードルも低い。

また、この日のテーマが『大人の学びと子どもの頃の学びの違い』だったことも理由となった。

 

参加者も20人ほどいただろうか、モデレーターからの質問に参加者に答える形態で、モデレーターの人柄もあり和やかで話しやすい雰囲気だった。

 

モデレーターの質問は、

・大人なってからの学びと子どものころの学びは何が違う?

・大人になって学び始めたきっかけは?

・大人になっていつ頃から学び始めた?

 

「誰かの役に立ちたくなって学び始めた」「自分、家族の健康を考えるようになって学び始めた」「他人に教える立場になってさらなる学び必要性を感じた」など、参加者の話を聞きながら自分のことも思い返していると、私が指名された。

 

拙著【田舎のキャバクラ店長が息子を東大に入れた。】にも記しているが、

子どもの頃の学校の勉強が何に役立つのかわからなかったが、大人になって「もっと勉強していればよかった」と反省していること、夜の世界に働く女の子たちと接したことで感じた環境によって学ぶ機会の差があること、結局中学校までの義務教育が重要で、『誰に出会って会話をするか、誰と仕事をするか』が学びのきっかけになると話した。

 

その後も、参加者の話を聞きながら『学びのきっかけ』を考え続けていた。

私の結論は、

他人に伝えたいことがある、伝えたい気持ちが持てると学ぶきっかけになる。

ということだ。

 

かつて自分自身もそうだったが、息子たちの学校での様子を見ていた時、お互いに教えあう姿が、休み時間や放課後にいたるところで見受けられた。それが、深い学びになり、さらに学ぶきっかけになっていたように思う。

 

ただ、『伝えたいこと』がないと学ぶきっかけがないともいえる。

しかし、まったく何も『伝えたいこと』がないという人も少ないはずだ。

上手く表現できない、間違っているかもしれない、否定されるかもしれないなど、自分の『伝えたいこと』を表現する場や受け手の反応、環境などに問題があるように思える。

 

学ぶきっかけとして、『興味・関心』が大きいと言われるが、【伝える場】

をできることで、『興味・関心』が深まっていくように思える。

 

振り返ると、息子が幼い頃、『伝えたいこと』を語彙力がない中、必死に伝えようと考えていたこと、それを私たちがのんびりと聞いていたことが、その後の息子の学びにつながったのではないかと思う。

 

上手く表現できないこと、否定しないなど、受け手が寛容になることで、子どもだけでなく、大人も学ぶきかっけになっていくのではないかと、気が付いた有意義なSNSへの参加だった。

 

 

 

 

地球の常識‼

『伝えたい気持ちが学びの始まり。』

 

長閑な秋の一コマ(本文との関連は一切ありません)

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