大塚国際美術館のB3。モデルコースの見所は、残りは3つです(スクロヴェーニ礼拝堂、聖テオドール聖堂、一角獣を従えた貴婦人の「わが唯一の望みの」)。

絶対見たかったのが、パドヴァ(北イタリア)にあるスクロヴェーニ礼拝堂。コロナ禍、ベネチアへ行く途中で立ち寄ったのですが、当日、予約がいっぱいとのことで、中に入ることができませんでした(たぶん人数制限だったかも)。ですので、今回、とても楽しみにしてました。


スクロヴェーニ礼拝堂。まさに唯一無二の空間が広がっています。「西洋絵画の父」ジョットが手がけたフレスコ画が見事に再現されています!ちょっと感激です!

イタリア•ルネサンスの幕開けですね。

鮮やかな青い天井に金色の星が美しい!このブルーを見たかったのです!念願が叶いました。


北イタリアの古都(パドヴァ)。

スクロヴェーニ礼拝堂を出ると大きなモザイク画があります。一つは、東ローマ皇帝ユスティニアヌスと随臣たち(ラヴェンナ サン•ヴィターレ聖堂)のモザイク画。

もう一つが、皇妃デオドラと侍女たち(ラヴェンナ サン•ヴィターレ聖堂)のモザイク画。
続いて、カッパドキア(トルコ)の聖テオドール聖堂。

平天井•単室の聖堂。内部の壁画の保存状態もよいとのこと(10世紀前半)。

全体の構成が天井中心になっているのも特色があり、新鮮な色調で物語絵が描かれているのが見事に再現されています。

続いて、中世キリスト教美術の作品エリアでしょうか。


そして、一角獣を従えた貴婦人「わが唯一の望み」に到着!パリのクリュニー美術館の著名なタペストリーで六枚からなる連作。味覚、聴覚、視覚、臭覚、触覚、そしてこの作品中央の青いテントには金色で「わが唯一の望み」と書かれています。

B3フロアの見所を巡り、大満足でした。まだまだ続きますが、美術館内で早めの昼食を取って(混む前がお勧めです)、気合いを入れてB2フロアを鑑賞したいと思います。