北鎌倉にある鎌倉屈指の禅寺「建長寺」。北鎌倉駅から徒歩で15分程。ちょっと距離あります。

それでも、国の重要文化財なので、禅文化を堪能できそうです。

立派な総門。青い空。

今回は天園ハイキングコース(半僧坊含む)には行かず、境内のみを散策。

2月3日の節分でした。もうずいぶん経ってしまいました。

広そうな境内です。拝観料(500円)払って拝観です。

荘厳な三門です。すごい迫力!「延長寺の顔」と言われる程です。

横側から見ると、重たそう。よく柱で支えているなと感心します。

隣の鐘は国宝梵鐘。国宝です!権威付けられたものにとても弱いです。

この鐘は毎日午後5時と6時の間(季節による)に鳴らされるそうですので、是非、鐘の音を聞いてみたいものです。

夏目漱石の俳句、「鐘つけば 銀杏散るなり 延長寺」。

嵩山門。この奥が延長寺の最高聖地「西来庵」があります。修行道場のため一般の立ち入りは禁止されているので残念です。

「嵩門」を掲げてられた山門は薬医門。
続いて仏殿。両サイドに柏槙の大木(写真撮り忘れました)。

地蔵菩薩座像。延長寺の位置する場所は、もともと「地獄谷」と呼ばれる罪人の処刑場だったようで、地獄に落ちた人々を救済する地蔵菩薩をご本尊とする心平寺という仏堂が建てられいたと伝えられています。

法堂では福豆蒔きの真っ最中!すごい人。
豪華な唐門。国指定重要文化財。煌びやかですね。
大庫裏。

龍王殿•方丈。

中も広いです。一般の方向けの座禅会も開催されているとのことです。

唐門を内側から撮影。

長い回廊をぐるっと周ります。

得月楼。

国指定名勝の美しい方丈庭園(2月)。新緑の季節にまた来たいですね。

いつの間にか豆蒔きは終了。急に静かになりました。

千手観音像と釈迦苦行像。

法堂の天井には迫力ある雲龍図。これは一見の価値ありです。珍しいのは、五本の「五爪(ごそう)の龍」。

延長寺は鎌倉で有数を誇る規模のとても大きなお寺でした。新緑や紅葉の季節に訪れたら、また、印象もかなり違うのでしょう。天園ハイキングコースも魅力的ですので、また訪れたいと思います。