ヴェルサイユ宮殿、1682年にルイ14世が建てたフランスの宮殿。ヴェルサイユ城とも言われています。勿論、「ヴェルサイユの宮殿と庭園」として世界遺産に登録されています。


パリ市内からちょっと離れているので、なかなか行けそうで行けなかった場所ですが、念願叶って今回訪れました。


事前チケット購入済なのですが、夕方に他の予定があったため、3時間程でざっと見学しました(観光客があまりにも多くてびっくり。宮殿内の見所付近は混み混みでした)。


ルイ14世の騎馬像。

金ピカの黄金の門。

金色に輝いています!

左右対称のバロック様式のファサードは400メートルもあります。豪華絢爛!

中からも門を撮影。

近くで宮殿を見ると、一層華やかですね。

ヴェルサイユ宮殿と言えば、有名な「鏡の間」。「鏡の間」だけは見ないといけないと思いつつやって来ましたが、個人的にはダヴィッドの描いたナポレオンの肖像画「サン=ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト」も原画ではありませんが是非鑑賞したいと思います。


「鏡の間」の案内に従って進みます。

宮殿に入ると、いきなり見事な彫刻。

さすがヴェルサイユ宮殿、何を見ても素晴らしいですね。

王室礼拝堂です。中には入れませんが、宮殿内で最も神聖な場所と言われいます。


ルイ16世とマリー•アントワネットの婚礼もここで行われたとのことです。


床には多色大理石がはめ込まれており、黄金色の祭壇とオルガンがより一層華やかに見えます!

2階に上がって、王室礼拝堂を見てみようと思います。

2階からの見た王室礼拝堂。礼拝堂は2層で構成されていて、2階は国王や王族が利用していたようです。

祭壇の上方の作品は「キリストの復活」。天井画は、ルイ14世の宮廷画家であるシャルル•ル•ブランが新旧約聖書の三位一体(神:父、イエス、精霊)を描かれているとのことです。すごく豪華で圧倒されます。

角度を変えて撮影。

振り向くと立派な彫刻像がありました。


続いて、「ヘラクレスの間」。

イタリアのルネサンス期のヴェネツィア派の巨匠、パオロ•ヴェロネーゼ作「シモン家の晩餐」。額の周りの壁には大理石が嵌め込まれています。

反対側にも立派な絵画が飾らせていました。


天井画はフランソワ•ルモワーヌ作「ヘラクレスの神格化」も見応あります。

予想以上の混み具合で「鏡の間」まではもう少し先なのでちょっと時間がかかりそうです。続きます。