ドイツ北西部に位置する都市、エッセンの世界遺産であるツォルフェアアインからエッセン中央駅に戻り、駅のすぐ側にある大聖堂に立ち寄りました。


エッセン大聖堂。聖コスマスとダミアン(双子の兄弟のアラビア人の医師)と聖母マリアに捧げられた教会です。


ブルク広場の前から見た大聖堂。それ程大きくはありませんが、ゴシック様式の立派な教会です。

八角形のウエストワーク(Westwerk)が特徴的です。

大聖堂と隣のSt. Johann Baptist 教会の間にある広場。

ブロック柱頭(方円柱頭): 立方体と半球を組み合わせた柱頭が特徴の建築が魅力的です。

イエスキリストの十字架。

3塔を持つヴェストヴェルクタイプ。

大聖堂の中に入ります。

街中の大聖堂ですが、静謐な雰囲気がありました。

祭壇。

セブンアームのカンデラブルム(7枝燭台)が置かれていました。

余談ですが、カンデラは光の明るさ(光度)の単位です。カンデラはルクスx距離の二乗で求めることができます。1カンデラはろうそく「1本分の明るさ」なので、ろうそくから1mの距離にある面の明るさ(照度)が1ルクス(ルックス)になります。

大聖堂と隣接しているのが、聖ヨハンバプテスト教会(St. Johann Baptist)。洗礼者ヨハネに捧げられています。


教会の小塔が、大聖堂の横に聳え立っていますので、まるで大聖堂の一部のように間違えそうになります。


大聖堂の周りは、この日は祝日だからなのか、イベント開催(サッカー関連)で街は大盛り上がりでした。

駅に戻る途中、老舗の宝石時計店(Pletzsch)。ちょっと時計が面白かったので撮影しました。

エッセン中央駅。

既に午後5時ですが、まだまだ日が長いので、デュッセルドルフへ向かいます。