マイセンは、高級陶器マイセン焼きの故郷として有名ですが、ドレスデンから僅か北西25kmに位置している可愛らしい街です。
マイセンのアルブレヒト城は現存する居城としてはドイツ最古の城と言われており、内部のアーチ形の柱と天井、壁画は一見の価値があります。また、ヨーロッパで最初の白磁(マイセン陶器)は、アルブレヒト城内で製造されていたとのことです。
エルベ川(ラベ川)に架かっている大きな橋(アルトシュタット橋)の上から、アルブレヒト城&大聖堂が美しく聳え立ってる様子を見ることができます。
更にエルベ川の対岸に渡ると、アルブレヒト城が川に映って、より美しく、又、ちょっと幻想的にも感じます。いずれも撮影スポットとしてお勧めしたい場所ですね。
それにしても、晴天下で撮影できたのは本当にラッキーだったと思います。暫く、川沿いでボーとお城を眺めた後、頑張って、再び丘の上に戻ります。
下からお城を見上げてみました。十分歩いて登れる高さです。
お城へ登る階段が見つかりそうです。
ふと目に留まった可愛いらしいオレンジ色の建物。
さて、お城に向かいます。
お城の案内。
ここから階段で登れそうです。
エルベ川と新緑が美しい!良い季節です。
アルブレヒト城の説明。
丘の上のマップ
階段を登り切って、アルブレヒト城に戻って来ました。
入口です。
1階には二つの大きなホールがあります。一つはフェスティバルやダンスホールとして使用されていたようです。宮殿のようなインテリアデザインがいいですね。
ホールの壁の立派な壁画は見応えあります。
きめ細やかなデザインも美しい!
ステンドグラスも綺麗です。
照明器具の装飾デザインが凝ってます。蝋燭なのがレトロでいいですね。
天井もあまり見ない独特の建築構造です。
また、大きな窓から光をふんだんに取り入れていて、ホールはとても明るいです。
地球儀では無さそうですね。
もう一つのホールは、メインダイニングルーム(宴会場)のようです。ここも見応えあります。
床からのアーチ形の柱と天井が素晴らしい!
単色な石像と違って、色鮮やかな像が印象的でした。
このホールにも2つの身廊があります。仕切りとなっている大樹のような柱が本当に素晴らしいですね。
ホールの壁画も迫力があります。
更に奥にも部屋があり、立派な壁画がありました。ツアー団体へしっかり説明されていたので、特別な壁画なのかもしれません。
華やかな天井。
美しい模様。
2階にも美しい部屋がありました。天井から壁や床への尖った氷柱のようなアーチ状の梁は、とてもきめ細やかなインテリアデザインで素晴らしいです。
蔦のデザインでしょうか。
各部屋の床のデザインもそれぞれ違っていて、楽しめます。
絵画を見ると冬はやっぱり寒そうです。
お城の中には、陶器のストーブらしきものがたくさんありました。
マイセン焼きの陶器も展示されています。
3階に行くと展示物の雰囲気がガラッと変わり近代的になりますが、空きスペースも多く、まだまだ構想中のようでした。
メイン階段を上まで上がってみました。
ぐるぐる螺旋階段を上から見ると爽快でした!
出口です。
アルブレヒト城の内部は、想像以上に見所満載で、アーチ状の柱や天井、壁画は一見の価値がありました。歴史もあり、とても魅力的なお城だったので、十分満喫することができました!