ケーニヒシュタイン要塞の上に登ると、そこはまるで別世界のように賑わった観光行楽地でした。


博物館、レストラン、中世の建物、広大な公園、城壁からの展望台など、見所満載の観光地です。



要塞マップ。建屋がたくさんあったので、絞って周ります。

Brunnenhaus。直訳すると「井戸の家」でしょうか。ケーニヒシュタイン要塞の見所の一つである井戸の深さは、なんと約150m以上あるとのことです。生活に欠かせない水源ですから、これで要塞の利用価値の重要性は益々高まったことでしょう。

実際に水を汲み上げることができるようです。

下まで確認できない程の深さです。

TVモニターで見ることができます。

この建屋の模型と図。



汲み上げる動力の発想が、まるでハムスターホイール(回し車)でした。

再現された回し車の一部。


次の建物は、見た目が教会っぽいなぁと思って入ると、中はびっくり!

地下に向かっての傾斜がすごいです。巨大な樽の絵が飾られています。

下から撮影するとこんな感じです。

ここはワインの貯蔵庫みたいです。

一般的には大きいですが、小ぶり樽だけがいくつか保管されていました。どうらや、絵に描かれていた巨大な樽は老朽化のために撤去されたようでした。

以前にハイデルベルク城にある大きな樽にはびっくりしましたが、ケーニヒシュタイン要塞の巨大な樽は、Wikipedia によると世界最大のワイン樽だったようです。人の大きさと比較するとその巨大さが想像できますね。

地下はワイン樽の貯蔵庫でしたか、上の階は展示室になっていました。

展示室にあった昔の要塞の模型を見ると、ケーニヒシュタイン要塞の全体像をイメージすることができました。要塞自体がまるで街みたいですね。

展示室。


次は博物館へ行ってみたいと思います。