ムスカウ公園は、ドレスデンから北東に位置するバート•ムスカウという小さな温泉街にあります。


ムスカウ公園は、ドイツとポーランドの国境になっているナイセ川に跨るイギリス式の広大な庭園なのですが、戦後に国境ができたために、庭園は分断されてしまいました。勿論、今ではドイツ側(ムスカウアー公園)もポーランド側(ムジャコフスキ公園)も自由に行き来できます。


世界遺産には、景観デザインの傑作として登録されたました。ヨーロッパやアメリカの造園にも影響を与える程に新境地を作り出したことのようです。


見所は、庭園は勿論なのですが、なんと言っても深く鮮やかな紅赤色の「ムスカウ公園の新城」です。知り合いのドイツの方に、是非見に行くことを勧められていたので、ずーっと気になっていたお城だったのです。


また、クロムラウ•ツツジシャクナゲ公園の美しいラコツ橋からもすぐ近くで、車で10分以内でムスカウ公園に来れたので、ちょっとびっくりでした(下調べをいつも怠っています)。


バート•ムスカウのマルクト広場。

シュロス通りからムスカウ公園へ。夕方でしたが、青空が素晴らしい!

ムスカウ公園の旧城。

ムスカウ公園のマップ。ナイセ川の左側がドイツで、右側がポーランドです。主要な建物は側にあります。

いろいろ催し物もあるようです。

これがムスカウ公園の新城です!公園に入ってすぐです。ちょっと感激です!!

新城と言っても、元々既に13世紀には、この場所にお城があったとのことです。旧城が16世紀に建てられたようですから、その前だったんですね。


そして17世紀に新城は宮殿として改装されたのですが、第二次世界大戦で破壊されてしまい、現在の姿は、1996-2013にかけて修復されたのだそうです。なので、とっても新しいお城です。

念願の「ムスカウ公園の新城」を見に来ることができて大満足でした。