ドナウ川とレーゲン川の合流地点に栄えた街、レーゲンスブルク。古代ローマ時代から「レーゲン川の要塞」(カストラ•レギーナ)と呼ばれた古代ローマの駐屯地。また、中世には一大交易地として栄華を誇った都市とのことです。


旧市街からシュタットアムホーフへ行くには、ドイツに現存する最古の石橋「シュタイナーネ橋」を渡って対岸(中洲)に行きます。


シュタイナーネ橋の入口。旧市街にある橋の塔(ブリュックトゥルム)は、博物館になっています。

振り向くと、街側はこんな感じです。

石橋を歩いていきます。北側の空は曇ってきましたので、シュタットアムホーフには急ぎたいものの、今渡っているシュタイナーネ橋の見所も多くて、気になってしまいます。

石橋から南側を見ると、美しい旧市街への城門って感じですね。とても絵になります!

ぐるっと石橋の上から見渡します。前日に上流で雨が降ったのでしょうか、かなり川の水嵩が上がっていました。「美しき青きドナウ」と言いたいところですが、ちょっと濁流ぽかったので無理がありますよね。



シュタットアムホーフの手前にも中洲があります。


最初の中州のところまで来ました。



この中洲に一度降りて、石橋を間近で見てみようと思います。


ここからの旧市街の眺めもとても素晴らしい!

旧市街の大聖堂が聳え立っています。

シュタイナーネ橋は、公爵ハインリッヒ•デア•シュトルツの命により作られた石橋で、全長310mとのこと。16もアーチがあります。

12世紀に建設された石橋は、戦火で破壊されたのは一部だけで、大部分はオリジナルのままです。アーチが角い石柱によって支えられているのがよく分かります。当時の技術も素晴らしいですね。

シュタットアムホーフに到着。通りの両側にはカラフルな建物が並んでいます。

世界遺産に登録されている旧聖カタリナ慈善病院。実はこの建物を探すのにかなり時間がかかってしまいました。なんと、石橋を渡ったすぐの左側にあったのに、通り過ぎてぐるぐる探しまわっていたのです。

聖カタリナ病院教会。

小さな教会ですが、静謐な雰囲気です。

ステンドグラスが可愛らしい。

実際、病院の建物って感じです。

建物に通り門があったので中に入ってみました。

中は予想通りレストランでした。川沿いの席は賑わっていましたが、撮影を躊躇し、病院側(席はまだ閉まっている)を撮りました。

シュタットアムホーフ、天気も晴れたり曇ったりでしたが、ドナウ川の対岸(中洲)の世界遺産の場所に来ることができて大満足でした。

旧市街に戻って、教会と公園を散策したいと思います。続きます。