ドイツの世界自然遺産として指定されている「メッセル採掘場の化石発掘現場」を見に行って来ました。
ドイツには山ほど観光名所がある中で、化石発掘現場を見に来られる方は、化石愛好家か、ドイツの世界遺産を制覇されたい方なのかもしれませんね(後者を検討しましたが、いつの間にかドイツの世界遺産の数が51件(2023.1現在)にもなっていたので、頑張って30件を目標にすることにしました)。
ただ、ここでは、化石発掘体験ガイドツアーもありますので、お子様とツアーに参加するのは良いかと思います。実際、この寒い今日(2023.1, 土曜の午後)でも5組以上見かけました。
目的地のメッセル•ピットは、フランクフルトの南東35km程しか離れてない場所にあり、大量の化石が発見されたことから、ユネスコの世界遺産に登録されたそうです。
展望台からの「メッセル採掘場」を撮影。1月はちょっと寒かったです。
メッセル•ピットへは、車が一番便利です(フランクフルトから約30分)。ビジターセンター以外、周りは何もありません。
鉄道の場合は、ちょっと大変です。フランクフルトの中央駅からダルムシュタット乗り換えでメッセル駅まで約1時間はかかります。
最寄り駅の Messel 。
親切に駅名の上に、ユネスコの看板もありました。目指すところは、Welterbe Grude Messel。
駅からは、ひたすら歩きます(約30分:)。真っ直ぐ進んで、左折するだけです。
ここが、Welterbe Grube Messel (ビジターセンター)の入口。
チケット(10ユーロ)の代わりに絵ハガキをくれました。
館内は意外にもモダンです。
化石です。
アートっぽく、展示されています。
パンフレットも渡され、外に展望台があることも教えてくれました。
ガイドツアーに参加された方は、メッセル採掘現場で化石の発掘体験ができます。
展望台です。
パンフレット。
良い季節だと、また印象も違うかも知れません。
Messel 駅近くの歩道に、所々、かわいい目印がありました。
化石発掘体験ツアーに参加されたい方にはお勧めの場所です。ただ、化石の見学だけですと、やっぱりフランクフルトの「ゼンケルベルク自然博物館」の方がお勧めです。
近郊の「ダルムシュタットのマティルデの丘」が2021年に世界遺産に登録されたので、ダルムシュタットへもいつか行って見ようと思います。