80年代にヒットした映画『ゴーストバスターズ』の続編の2作目。まぁ、大したことない映画だろうなぁ…と思いながら観に行きましたが、やっぱり大したことのない映画でした。前作は久しぶりの正式な続編ということと、旧作のキャストが再び顔をそろえるというサプライズもありインパクトがありましたが、2作目となるとそれもちょっとキツイ…という感じもありますね。
いろいろ仕掛けられた伏線がラストでひとつにつながるというのも、もうワンパターンな感じがします。人がいっぱい出てきてゴチャゴチャして、映画としては散漫な印象しか受けませんでした。もうちょっとストーリーを整理して、“ガラッカ”とかいう今回のラスボス(?)の恐怖と対決に時間をかけてくれれば、見応えのある映画になったんじゃないかなと思います。
それでも主役のフィービーを演じたマッケナ・グレイスは、今回もポスターでの扱いが小さいのに(^^;よく頑張っていて、「マッチ売りの少女」のようなゴーストとの心の交流は良かったんだけどなぁという感じでした。ま、オバケ映画なんだしタイトルにも「サマー」とあるのだから、夏に公開すればいいのに…という映画でした。