女子プロレスラーの木村花選手が
亡くなられたという衝撃的なニュースが
ネットを駆け巡りました。
木村花選手は「テラスハウス」という
リアリティ番組に出演していて、
かなりの誹謗・中傷を受けていたのが
原因ではないかと言われています。
ネット上で有名人が誹謗・中傷され、
その対象者が死に追い込まれるというのは、
韓国でよくある話と思っていましたが、
日本人もやることは対して変わらないようです。
ただ有名人への誹謗・中傷というのは
今に始まったことではなく昔からよくあったことで、
ファンレターにカミソリが仕込まれたいたり、
美空ひばりさんは塩酸を掛けられる事件もありました。
昔は“嫌がらせ”で済んでいた誹謗・中傷が、
インターネットの時代になると表面化して、
直接、対象者を攻撃する快感を得るようになり、
だんだんとエスカレートしているように思います。
これが一般人になると“いじめ”とか
“〇〇ハラスメント”と呼ばれるのでしょうか。
緊急事態宣言下の「自粛警察」も似たようなものですが、
正義漢ぶって人を攻撃するというのは陰湿でイヤな話です。
ついでに加えると、“表現（言論）の自由”には
“表現(言論)したことの責任”が付いて回るんだということを、
もっと知るべきだと思います。
ワタクシは木村花選手の試合も、
「テラスハウス」も観たことはありませんが、
お母さんの木村響子選手が現役の頃、
よく会場に足を運んでいたことがありました。
お母さんがどのような気持ちでいるのかと思うと、
いたたまれなくやるせない気持ちになります。
木村花選手のご冥福をお祈りいたします。