コーチのKAZUです。
今日はちょっと自分と向き合ってもらう話。
たとえば、人生を変えたい！と思ったとする。
そういう人が陥りやすいのが自己啓発というものに手を出すということだ。
確かに、そういう情報に触れることで、その瞬間の高揚感みたいなのはある。
でも、その世界に入ったところで、ほとんどの人は変われないし、行動に移さない。
なぜだろう？
それは、脳のカラクリをその自身が知らないからだ。
自己啓発は、どちらかというと“心”をベースにしたものが多い。
もしくは、ある人の経験則をベースにしたもの。
経験則をベースにしたものは、物語で語られることが多いので、
最終的にはサクセスストーリーになっている。
というか、そういう人のしか表には出てこないし、書籍や商材になることはない。
それは、どういうことか？
“入出力”をしている“脳”という視点では何も書かれていないということだ。
こういうと冷たい人に思われるかもしれないが、
そもそもあなたが言う“心”ってどこにあるのだろう？
ハートとも言ったりするものだから、
大体の人が自分の頭ではなく、自分の胸付近をイメージするのではないだろうか。
要するに、心臓。
実際、漢字にも使われている。
でも、実際“心”というものは外部現象であって、実在はしない。
どういうことかというと、
僕たちが“心”はあると認識することによって、存在するということだ。
要するに、ある！といえばある！という世界だ。
それらを学問的に定義づけていったものが心理学であり、
当事者の経験則ベースで書かれたものが自己啓発だということだ。
では、そういう世界の情報を僕らが受け取った後はどうなるのだろうか？
それこそ冒頭に書いたことが起きるわけだ。
要するに、この視点（抽象度）では、自分が抱えているものを解決できていないということだ。
そうなると、心よりも一段階上の情報が必要ということになってくる。
それが“脳”ということだ。
技術の進歩により、徐々に脳の仕組みがわかるようになってきた。
これによって、
“心”よりもひとつ視点が高い“脳”という視点が加わった。
さらには、人工知能の開発の中で、
今では認知科学という領域へ発達している。
シンプルに言えば、人間の脳と心の学問だ。
そして、その認知科学の視点から生まれたのが、コーチングだ。
コーチングは、その人の人生をリッチにするものだ。
リッチというのは、金持ちという意味ではなく、豊かさのことである。
また、コーチングを知るということは、
認知科学に触れることになるので、自分の“脳と心の仕組みとカラクリ”について学ぶことになる。
“脳と心の仕組みとカラクリ”を知ることは、自分の人生においてとても意味のあることになる。
ただ、これも知識でしかない。少し視点を上げてみれば、単なる“情報”でしかない。
これらの情報を知ったあと、自分の人生をどうしたいか選ぶことができる。
しかし、コーチングというものを知った人は、
それを自分の人生に役立てたいと思うだろうし、
実際活用して、本当に自分が望む未来を実現した方がいい。
では、コーチングで一番重要なことは何か？
それは、
“現状の外側にゴール”を設定するということ。
それが、何よりも重要なことである。
詳しい知識は置いておくが、
“現状の外”とは何か？これを知ること、探求していくことが、コーチングでもある。
逆に言えば、それ以外はコーチングではない。
そして、コーチングを通してあなたと関わることもあると思うので、
最後にこれだけは断言しておく。
自分の未来に過去は一切関係ない。
それがわかると人生はうまくいく。
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