(高野川の桜)
30キロチャレンジ
【コース】
今日はチャレンジデーということで30キロ走った。
京都は洛南の、いつもの鴨川と桂川の合流点から一路洛北の北大路通りを往復。
【スタート】
20キロは2時間15分前後で走れるようになってきた。気持ちもスタミナもそこそこ余裕をもってフィニッシュできている。20キロ近くになるとバテバテになっていた2月初め頃と明らかに差が出てきた。体力がついてきた感じがしていた。
10時過ぎにスタート。キロ6分45秒くらいを意識してピッチを刻む。明るい陽射しに輝く川面。花のあるところには人出。眩しそうに見上げるその表情まで明るく見えた。
四条大橋の手前あたりで10キロ。1時間7分42秒。悪くない。しんどくもないし脚に痛みもない。
【フォーム】
マラソンに出ようと練習を始めた頃フォームを意識しすぎて身体に力が入り気持ちもしんどかった。
2週間ほど前10キロ走ったときだ。そんなにがんばらないぞとのんびり走った。太ももの裏を意識して、頭のてっぺんを意識してとか教則本に書かれていることは頭の隅に追いやった。
ぼちぼち走っているつもりでもキロ7分は切っていた。5キロ過ぎたら6分30秒に。
力まないでいることのほうが大事なんだな、そんな風にマラソンを理解した。姿勢としては腕を後ろに振ることだけを意識するようにした。自然と胸が前に出る。三つも四っつも意識できない。なにかおかしいなと思ったら腕の振り方だけを注意したらよい。ひとつだけというのは気持ちの上で楽だ。
【桜並木】
賀茂大橋に差し掛かる。ここで給水。自販機で小さめのポカリを買い飲む。300mlなどあっと今に飲み干した。ゴミ箱を探すのに手間取り時間をロス。
賀茂川と高野川の合流点。高野川に道を取る。長い桜並木が青空に映える。学生時代ここでよく寝そべったものだ。お昼前。大勢の花見客。シートを広げお弁当を食べている。大人数、カップル、家族連れ、お年寄りのグループ、お母さんにおにぎりを食べさせてもらっているベビーカーの中の子供。缶ビールに焼き鳥を頬張る家族連れも…。
【折返し】
北大路通りの高野橋にタッチして折り返す。スタミナの方はまだまだ大丈夫。
陽射しがつよくなってきた。暑い。四条大橋まで帰ってきて20キロまでの10キロは1時間7分55秒。最初の10キロと大きな差はない。でもまあここからだ。くたびれて来る前にもう一度給水。水分補給が大事だ。タイミングよく飲めば筋肉が生き返る。七条大橋近くの自販機で再びポカリ。500mlしかなかったので飲み切れない。飲みながら走る。飲み終えたが捨てるところがない。しょうがないからパンツのお尻側に挟んで走る。
スマホのNIKEアプリはキロのラップを音声で教えてくれる。23キロ過ぎから7分を少し越えた。腕を振りもう一度戻す。25キロ。さすがにスピードが落ちてきた。でもまだ気力はある。脚を動かしていさえすれば終わるのだと言い聞かせる。
最後の二キロはバテバテ。7分30秒台に落ちた。腹も減りなにか食いたい食いたいと思いながら走った。ラーメンか蕎麦か中華かなあ。などなど料理が目に浮かぶ・・・。そんなことを考えているうちに30キロが近づいてきた。
30キロ 3時間26分36秒