Kay's World【高校教師と女子高生の甘い恋愛小説】

高校教師と女子高生の恋愛小説を書きつづっています。
あまり文章力がないですが
下手の横好きで書いています。
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登場する人物、団体、名称はすべて架空のものです。

 

初めての方は プロローグ からお読みください。

 

 

 

 

 

ドアの向こう側にいたのは

 

 

 

 

亜由美だった。

 

 

 

 

 

「ぁ・・」

 

 

 

 

 

 

いいタイミングで現れた彼女の名前の一文字目を口にしたその時、

 

亜由美は私の声をかき消すような、

 

半ば叫び声のような声で私の名前を口にした。

 

 

 

「あ~!!美桜~っ!

 

ちょうどよかった!お願いっ!!!

 

今日の体育祭委員会、

 

代わって~っ!!!

 

お願いっ!!!」

 

 

いいタイミングって思ったのは

 

私だけじゃなくて

 

亜由美もだったみたい。

 

 

 

って・・・体育祭委員会・・・?!
 


「ちょ・・・委員会って??」


 


「お願い!

 

ねっ!!

 

お願いしますっ!!!」

 

 

 


私の問いかけをまるで無視して

 

そう懇願する亜由美は

 

ダメ押しみたいに、拝むように手を合わせてくる。

 

そんな亜由美の強引さに引きずられまいと、

 

私はとにかく、


「だから、委員会って何?」

 

 

と、もう一度そう返した。

 

 

すると、彼女は一瞬面倒くさそうな表情を浮かべたが、

 

すぐにわざとらしく、懇願の顔に戻って

 

その理由を滔々と吐露しだした。

 


「今ね、メールが届いて!!!

 

 

 

あきらめてた東方神起の今夜のライブチケット

 

友達がゲットしてくれたんだって!!

 

 

だからね、今すぐ急いで帰らないとライブに間に合わないの!!

 

どうしても行きたいの!!!

 

美桜様、お願いしますっ!!!!」

 

 

 

そう息つく暇もなく一気に理由を述べた彼女は

 

もう一度パンっと手を顔の前で合わせて

 

私を拝むようにしつつ、

 

その丸い目を潤ませるようにして

 

私から、Yesの答えを引き出そうている。

 

 

そんな手、口、目、総動員で哀願する彼女に

 

わたしは呆気にとられてしまった。

 

 

わがままな彼女だけれど、

 

ここまで必死な感じも珍しい。

 

本当にどうしてものお願いなんだろうな

 

うーん、今日のこれからの予定は特にないし、

 

引き受けてあげてもいいかな・・・

 

一生のお願い、とでも言わんばかりの様子の亜由美に

 

OKと言いそうになったところで、

 

ちょっとちょっと、何で素直にYesなんて言ってあげらるものだろうかと、

 

頭の中にいるもう一人の自分が打消しに入ってきた。

 

 

危ない危ない、

 

私ったら、本当にどこまでお人よしなんだろう。

 

亜由美ってば、人のことなどお構いもなしに

 

いつも自分のしたいようにして、

 

今日だって、朝の通学の時からひっぱり回された。

 

それに、英語の時間だって、あんな目に遭わされて、

 

そこに来て、今度は私の都合なんて考えもせずに

 

こうやって強引にお願いしてくるなんて・・・。

 

特に英語の授業のあれは、本当に・・・

 

そんな風に頭の中で愚痴が始まって、

 

英語の授業のことを振り返ったところで

 

自分も亜由美を探していたことを思い出した。

 

そうだった。英語の授業の時の、あのメモ、

 

あの紙の内容が聞きたかったんだ!


 


 


わたしは

 

 

 

「いいけど、でも・・」

 

 

 

 

 

って切り出した。

 

そうして、「でもその前に、

 

あの紙に何かいたのか教えてよ」

 

 

そういうつもりだった。

 

 

 

すると、どうだろう。

 

 

 

「いいけど」っていう私の言葉を聞いたその途端、

 

亜由美はその次に続いた、「でも」っていう接続詞を無視して

 

素っ頓狂な声を上げた。

 

 

 

「ほんと??

 

ありがとー!!!

 

マジでありがとーーーーーー!!!

 

委員会、4時に視聴覚室!

 

そこに行って城崎代理って言って!

 

そうしたら指示もらえるはずだから!!!」

 

 

 


 

 

そう叫ぶ彼女の足は、

 

早くも昇降口に向かっていて、

 

私からどんどん遠ざかって行ってる。

 

 

そんな廊下のずっと先に小さくなっていく彼女を茫然と見つめながら、

 

まったく、今までの亜由美の行動パターンを考えたら、

 

わたしの「でも」に続く言葉を聞く気なんてあるわけないことに

 

気が付いて、

 

Yesと言った自分を

 

わたしってなんて本当に馬鹿なの、

 

と頭の中で罵った。

 

 

 

そうして彼女が廊下の角を曲がって、見えなくなったところで

 

 

腕時計に目を落とすと

 

 

すでに3時50分だった。

 

 

 

「4時ってあと10分しかないじゃない・・・」

 

 

私はそう頭の中で呟くと

 

教室の自分の席に戻り、

 

途中まで帰り支度が終わっていたカバンの中に

 

まだ仕舞っていなかった残りの教科書やら文房具を放り込んだ。

 

そして、その鞄を手に再度廊下にでると、

 

たくさんの生徒たちが帰宅しようと

 

昇降口へ流れるように歩いていて、

 

私はその流れに逆らうように視聴覚室へ向かった。

 


 

 

 

 

4時過ぎになって

 

全クラスの実行委員がやっとという感じで揃い

 

委員会が始まった。

 

 

 

時間通りに来た自分が

 

ばかばかしく感じるほど遅くに始まったその委員会の内容は

 

体育祭の細かい準備だった。

 

 

 

 

 

かなり面倒くさくて、

 

 

作業しながら亜由美を恨んだ。

 

 

もしかして、さぼりたかっただけじゃないの?

 

 

なんて思ったりもした。

 

 

そんな風にぶーぶーと愚痴を頭の中に渦巻かせながら

 

 

作業を進めるうち、

 

 

 

「おつかれさまー!

 

 

 

今日はもう遅いからここまでにしたいと思います。

 

自由解散にしますので

 

切りがいいところでそれぞれ帰ってくださーい。」

 

 

3年の実行委員会の委員長が

 

 

 

みんなにそう声をかけた


その声に

 

時計に目をやると7時すぎていて、

 

 

窓の外はもう暗くなっていた。

 

 

 

 

 

細かい作業って知らないうちに時間が過ぎるものなんだなー

 

 

なんて、お人よしなことを考えつつ、

 

 

代理で参加した実行委員だったので

 

 

友達がいるわけもなく、

 

 

私は視聴覚室の隅に置いておいたカバンを拾うと

 

 

ひとり校舎を出て

 

 

駅に向かった。

 

 

 

そうして駅に着いて、改札を通り、

 

 

 

 

ホームへの階段を降りながらホームに目をやると

 

 

朝とは全く違う様子が目の前に広がっていた。

 

 

会社帰りのサラリーマンがたくさん並んでいて

 

 

高校の制服を着ている生徒を探す方が大変だった。

 

 

 

 

そうだよね、もう7時だもんね。

 

 

 

 

 

 

暢気にあたりを見回していると

 

 

 

 

そこに丁度電車が入ってきた。

 

 

 

私は残りの階段を急いで駆け降り、

 

 

 

電車に滑るようにして乗り込んだ。

 

 

 


電車の中は満員だった。

 

 

 

 

 


しまった・・・。

 

 

 

 

急いで乗ったから女性専用車両に乗るの忘れてた・・。

 

 

 


私が男性特有のにおいの中で少し後悔していると

 

 

 

 

ガタンと電車が大きく揺れて動き始め、

 

 

周りにつかまるものがなかった私は

 

 

必死で足を踏ん張った。

 

 

 


その時だった

 

 

 

 

 

 

 

私の腰に何かが触れた。

 

 

 

 

 

 

 

うぅん。

 

 

 

 

 

誰かの指先がわざと下から上をなぞるような感じだった。

 

 

 

 

 

 

頭が一瞬のうちに凍りついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

痴漢・・・??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思うが早いか

 

 

 

 

 

 

さっきの指の持ち主であろう手が

 

 

すぅっと私のお尻をなでまわした。

 

 

 


ゾクっっと体全体に鳥肌が立つ。

 

 

 

 

 


ど・・・どうしよう!!!

 

 

 

 

 

 


怖くて動けない。

 

 

 

 

 

 

 

 

硬直する私の様子をいいことに

 

 

 

 

 

 

後ろの手の持ち主は

 

 

手を内ももにスライドさせていく・・・。

 

 

 

 

 

イヤ…!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

声が・・声が出ない。

 

 

 

 

 

まるで喉の声が出るところの壁が

 

 

ぴったりとくっついてしまったように

 

 

掠れ声すら出せない。

 

 

 

 

 

ありえない場所にある生温かい手の感覚と

 

 

 

 

 

喉の異様な圧迫感を感じながら

 

 

以前もこんな感覚を覚えたことを突如思い出してしまった。

 

 

 

中学の頃のあの時のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学2年生の1学期の終業式。

 

 

 

 

 

 

 

 

クラスメイトの男の子が引っ越すことになって

仲のよかった私たちは遅くまでカラオケで

 

盛り上がった後、

 

そろそろ帰ろうとしていた時だった。

 

わたしはその子に突然押し倒され、

 

体中を触られた。

 

恐怖で声が出なくて、

 

だけど無我夢中で彼の体を押しのけ、

 

私は乱れた着衣も正さず、

 

カラオケボックスを飛び出した。

 

そしてそのまま走りつづけ、

 

気がつくと家の前まで来ていた。

 

家の玄関の鍵を開けて、

 

急いで部屋に飛び込むと、

 

腰が抜けて、一晩中震えが止まらなかった。

 

 

 

 


あの時の・・・あの感覚と同じだった。

 

 

 

 

 

あの時はあれから、しばらくの間、

 

 

男性恐怖症っぽくなってしまって

 

 

立ち直るのが大変だった。

 

 

 

 

 

ぎゅっと閉じたまぶたの裏で

 

 

 

 

 

その時の思い出したくもない映像が

 

 

走るように流れていく。

 

 

その気味が悪い手はそうして私の体を触り続け

 

私の体は触られているその場所を中心に

 

 

石のように硬直して動けなかった。

 

 

それはとてもとても長い時間に感じて

 

頭がくらくらして

 

息さえも苦しく感じる。

 

 

そうしてだんだんと

 

 

足の感覚がおかしくなってきて

 

 

もう、崩れ落ちそうになっていた

 

 

その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男の人の怒号が耳に飛び込んできて、

 

 

 

 

 

 

 

私の腰や太ももをなでまわしていた手がすぐに遠のいた。


 

 

そしてその怒号を発した男性だとおもう。

 

崩れ落ちそうになっていた私を

 

 

「大丈夫か?」と支えてくれた。

 

 

 

 

足ががくがく震え、

 

 

 

 

目もちかちかとして

 

 

よく前が見えない。

 

 

 

 

本当は自分できちんと立ちたいのに

 

 

 

 

力が入らない。

 

 

わたしは仕方なく

 

 

助けてくれた男性に寄りかかるようにして

 

 

私は電車が次の駅に着くのを待った。

 

 

 

しばらくして目のちかちかはおさまってきたものの、

 

 

 

恐怖と屈辱で顔を上げられない。

 

 

 


しばらくすると電車は駅につき、

 

 

 

その男性は私を抱えるようにして

 

 

電車から降ろしてくれた。。

 

 

 

周りにいたそのほかの男性も協力してくれて

 

 

 

痴漢を捕まえてくれたらしい。

 

 

 

 

「だれか係員呼んでください!」

 

 

 

 

 

 

私を支えている男性は誰かに向かってそう叫んだ。

 

 

 

 

そしてすぐにわたしに囁くように優しく声をかけてきたけれど

 

 

だけど、彼の言葉に私はひどく驚いた。

 

 

 

「九条、大丈夫か?」

 

 

 

 

その人が私の名前を呼んだから。

 

 

 

 


え??何で私の名前を??

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐるぐると回る視界が一瞬止まった感じがして

 

 

 

 

 

 

私は初めて頭をあげた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「っ・・桧山・・!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目前に桧山の顔があった。

 

 

 

 

 

 

 

あまりにも近いその顔と、

 

 

 

 

私を抱えているのが桧山と言う事実に驚き

 

 

私は瞬間的に彼のからだを突き飛ばすようにして

 

 

体から離れた。

 

 

だけど私の足はまだがくがくしていて

 

 

倒れそうになった。

 

 

 

 

桧山は慌てたように私に駆け寄ると

 

 

 

 

すくい上げるように私を抱え、

 

 

「しばらくじっとしとけ」

 

 

と言った。

 

 

 

なんで・・・なんで桧山…

 

 

 

 

 

もう恥ずかしさの余り

 

 

 

頭を垂れて、自分の足元を見つめるしかなかった。

 

そうしているうちにしばらくして

 

 

あたりがざわざわとなるのが聞こえてきて

 

 

地面を見つめる私の視界の隅に

 

 

紺色のズボンの裾が入ってきた。

 

 

 

そしてそれが警察官の制服だっていうことが

 

 

 

耳に入ってきた言葉ですぐにわかった。
 

 


「君が、被害者かな?」

 

 

私はだまって頭を垂れたまま頷いた。

 

 

 


「で?あなたは?

 

 

被害者のボーイフレンドか何か??」

 

 


あまりにも密着して抱きかかえる先生に

 

 

 

中年らしきその警察官はボーイフレンド

 

 

という懐かしい響きの言葉を口にした。

 

 

 

私は精いっぱい拒むように

 

 

 

頭をあげて

 

 

「いいえ」と言おうとしたところ、

 

 

桧山が代わりに答えた。

 

 

 


「いや。僕はこの子の通っている高校の教師です。」

 

 

 

 

「で?あなたは加害者を見ましたか?」

 

 

 

 

「はい。そこにいる男性が

 

 

 

手でこの子の腰あたりを触っているのを見ました」



 

その言葉に恥ずかしくなって、

 

私はまたうつむいた。

 

 


「じゃぁね、とりあえず

 

 

被害者のあなたと

 

発見者のあなたね、

 

警察までご同行いただくことになりますが、

 

よろしいですか?」

 


警察が暗唱しているかのように

 

 

つらつらとそう言うと

 

 

 

桧山が私を気遣うような間の後で

 

 

 

私の耳元で静かに

 

 


「歩けそう?」

 

 

 

と声をかけてくれた。

 

 

 

 

学校でのいつものそっけない感じとは違う、

 

 

 

 

意外に優しい桧山のその言葉に

 

 

 

私は

 

 

 

「ん」

 

 

と頷くと、足を一歩踏み出してみた。

 

 

その足は自分の足とは思えないくらい震えていて

 

 

私の肩を抱えてくれている桧山にも

 

 

その振動が伝わってしまうんじゃないかと思った。

 

 

そして桧山は私と一緒に改札口の階段を一緒に登ってくれた。

 

 

 


交番は改札口を出てすぐのところにあった。

 

 

 

私たちは交番を入ったすぐの所に並べてあった

 

 

折り畳みの簡易椅子に座るように言われ

 

 

事情聴取を受けた。

 

 

 

なんだかすごく長い事情聴取だったけれど

 

 

 

その時間で私は少し落ち着けたように感じた。


 

 

最後に調書に署名をするように言われ

 

私たちはその通りにした。

 

 

 

「お疲れ様でした。今日はもうこれで結構です。」

 

 

 

 

警察にそう言われ、私たちは席を立った。

 

 

 

その頃には足の震えも止まり、普通に歩けるようになっていて

 

 

2人で交番の外に出ると、少しだけ肌寒い風が吹いていた。

 

 

 

「大丈夫?

 

 

 

お家の方に迎えに来てもらったほうがいいかな?」

 


桧山に優しい声でそう尋ねられて

 

 

わたしは

 

 

 

「あ・・。まだ親帰ってきていないから、

 

 

 

一人で帰ります。」

 

って答えた。

 

「えと・・・

 

 

ありがとうございました」

 

 

私は短くお辞儀して顔を上げると

 

 

 

先生は心配そうな気持ちがこもった顔で

 

 

だけど優しくほほ笑んでくれた。

 

 

 

その顔を見て、私はすみませんでした、ともう一度軽く会釈をすると

 

 

くるりと向き直った。

 

 

するとわたしの視界には駅が立ちはだかっていて

 

 

 

それを見上げると、電車の中の

 

 

あの怖かった感覚がまた戻ってきた。

 

 

 

また電車に乗らなきゃなんだ。

 

 

 

でも・・・どうしよ・・・怖い。

 

わたしは
 

今一番近くにいる人、唯一、この雑多な人の中で

 

私の知っている、この後ろにいる・・・先生に・・・

 

 

その人にすがりつきたい気持ちでいっぱいになったけど。

 

 

でも・・・でも、怖いって泣きつかれたところで

 

 

先生は迷惑するに決まってる。

 

 

 

 

わたしは自分の気持ちを隠そうと

 

 

 

 

振り返らずに駅に向かって一歩を踏み出した。

 

 

 

 

そして、また一歩。
 

 

 

 

駅が一歩ずつ近づくにつれ、

 

再び足が震えそうな気分になっていた。

 

 

 

 



続く
 

 

 

 

ペタしてね

稚拙な小説をご覧いただきありがとうございます。



2009-09-01 18:25:40

 

 

 

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「おっはよ~、美桜!!」



いつもの改札口を出たところで


後ろからポンっと肩を叩かれ、


私は後ろを振り向いた。


友達の 城崎 亜由美 だった。



そのいつもの黄色く大きめの声で


振り向かなくても亜由美だと


すぐにわかったけど。



彼女は走って私に追いついたらしく、


少し息が荒い。






「あ・・・おはよ。。」




私はちょっと立ち止まったけれど、すぐにまた歩を進めた。





朝のこの時間、駅は私の通っている高校の制服の色一色になる。


その中に時々ぽつぽつと違う色が混ざっていて、


多分サラリーマンだと思うけれど、


彼らは私たちに気を遣っているのか、体をすぼめるようにして


気ままに広がってダラダラと歩く高校生の間をすり抜けていく。





本来、気を使わなければならないのは私たちの方。



私たちの人数だけとってもその多さで迷惑をかけているのだから。




だから、せめて駅の中でたむろするとかしたくなかった。







でも私の友人はそういうことに構う感じじゃない。




亜由美は私が歩くのを遮るかのように


私の背後から突然横に飛び出し、そして前に回り込んできた。


亜由美のその不規則な動きに、


近くを通り過ぎようとしたサラリーマンが驚いて


飛び退くようによけたのが分かった。



「あ・・・すみません・・・!」



私はそのサラリーマンに気付きもしない亜由美に代わって


急いで小さく謝った。





「朝からテンション低っ。」




亜由美はホントにお構いなし。


私の謝る言葉に食い気味で


寧ろ私の様子を責めるようにそう言った。



しかもいたずらっぽく笑いながら


鼓膜が痛くなりそうな甲高い声で。




「亜由美がテンション高すぎるんだよ」



そうため息交じりに言いつつ、


改めて亜由美の丸いアニメ顔を見ると


いつも以上に睫毛が長く、


唇も艶々としている。





「ねぇ・・なんか、今日化粧濃くない?」





私がそう指摘すると



「え~。『カワイイ』って言ってよ?」



とうれしそうに返してきた。




いつもなら


「そうだね~、かわいーねー」


なんて、からかう様にいうのだろうけれど



今日は応える気になれなかった。



だって、さっきから亜由美のこの無神経さに


なんだか少しイライラしてしまっていたから。







「だってさぁ、今日、桧山の授業あるじゃんっ。」


そんな私を気持ちに気づいているのかいないのか・・・


亜由美は構わず続ける。

その「桧山」という名前を口にした亜由美の瞳は


先ほどに増して


キラキラと輝いた。





亜由美のテンションが上がれば上がるほど


私の気持ちは反比例しているみたいにさがってしまう。


うぅん。


テンションが下がるのは亜由美のせいだけじゃない。



多分、その「桧山」って名前を聞いたせいもあるかも…。



「そっか。今日は英語あるんだっけ。。」




亜由美の言うことに


英語担当の顔を思い出しつつ


そう適当に返しながら前に目をやると


校門が見えてきた。







駅から川のように流れる制服の色もそこで途切れ、


たくさんの生徒が校門に吸い込まれるようにして


構内に入っていく。



でも今日はいつもと何か様子が違った。



校門の前で生徒が少し立ち止まっては


中へはいっていく。


まるで川の流れが滞留しているみたい。


なに?あれ?




そう思った瞬間、


亜由美が



「キャーーーーーー!!!」



と叫びながら


私の両肩をつかんでガクガクと振った。






「なっ・・なによ?」




急に低血圧の頭を振られて、眩暈がした。




「今日の朝チェック、桧山だ~!!!」




亜由美はそういうなり


私の手をひっぱって



校門に向かって走り出した。




「ちょっ・・」




私はそんな亜由美に引きずられるようにして


彼女に着いていった。






校門はすぐに近づいてきて、そうしたら


滞留の原因が見えてきた。


校門の前に立つ、一人の教師。


その周りを結構な数の女子生徒がまとわりついている。



その教師はこの高校の教師の中で


ダントツイケメンと言われている


一番人気の、桧山先生、


ついさっき亜由美が名前を口にしたあの教師だった。




「せんせー、おはようございまーす!!」




亜由美は他の女の子を押しのけるようにして桧山に近づくと


黄色い声を更に高くしてそう言った。




「おっ、城崎、おはよう。


朝から元気いいなぁ。


宿題ちゃんとやってきたか?」


桧山のその声掛けに


亜由美はもうこれ以上ないくらい嬉しそうに




「やってきましたよぉ!!


でも、わかんないところがあったから


先生、今日の放課後、教えて!!」



とねだるように言った。


朝から本当に幸せそう・・・。


「わかったわかった。


でもまずは授業中にちゃんと説明聞いておけよ」



「はーい。。」



私は


亜由美の後ろに隠れるようにしながら


亜由美と桧山のその楽しそうな会話を聞いていた。


聞いていた、というか、亜由美の声が大きすぎて、


否が応でも聞こえてくる、と言った方が良いかも。



こんな会話、というか、この人との会話に


全然興味が湧かない。




そんな私の様子に桧山が気づいてか、


こちらをちらりと見た。



「ぉ・・おはようございます」




わたしは桧山と目が合ってしまい、


仕方なく小さめのあいさつをした。



「おはよう」




桧山は少し真顔になり、


亜由美と話していた時よりも


小さめの声で私にそう言うと


まるで意識的に、


すぐに私から目をそらして


後ろに群れる生徒に目をやったのがわかった。



そうして、



「おはよう」



と声色をさっきまでの明るい調子に戻した。




「・・・」

わたしは亜由美が一緒じゃなかったら、


こんな風にこの人の前で立ち止まったりなんてしない。



私はこの滞留の中の一人でいることにアホらしくなって

亜由美の耳元に




「先行くね」




と小さな声でつぶやくように告げ、


踵を返して一人教室へ向かった。



亜由美が私の声を聴きとってくれたかどうか分からないけれど。


とにかく亜由美は目の前の桧山に夢中で、


こちらが先に行くかどうかなんて


多分今の彼女にとってはどうでもいいことだろうって思った。







別にイケメンが嫌いなわけじゃない。


アウトサイダーみたいに「私はあなたたちとはちがうのよ」


なんて気取りたいわけでもない。



ただ、こういう風に


きゃぁきゃぁと群れるのが


苦手だった。



そして何より


私はなぜか桧山から嫌われているみたいだった。




挨拶をしたのにシカトされたなんてこと、


一度や二度じゃない。



あ、それから、いつだったか、


英語で分からないところがあって


質問しに言ったら


「忙しいから、ほかの英語担当に聞け」


なんて言われことだってある。



今日は挨拶してくれただけ、いつもよりマシだったけれど


本当はしたくなさそうな感じだった。


他の生徒の手前、「挨拶した」って感じ。



・・・


ちょっと待って??


私があいつに何をしたっていうの?


どうでもいいけれど、

教師のくせに生徒によって態度変えるなんて、


最低・・・。




朝からそう色々と思い巡らすうちに


腹立たしい気持ちがムクムクと湧き上がり


心の中で大きくなっていくのを感じて、


憂鬱になった。





その気持ちは


1時限目が始まると


自然と頭から消えていったけれど


でも、3時限目それはまた戻ってきた。




英語の時間だから。


あの桧山が来るから。




桧山は


クラスにそんなダークな気持ちを抱えた生徒がいるなんてこと


多分気づいてもいないと思う。



だって、彼はいつものあの薄っぺらいへらへら顔で教室に入ってきた。




こうなるともう、


桧山のどんなことにもいちいちイライラしてしまう。



この、だれでも受け入れますよ、みたいな善人顔が


女子生徒が近づくのを許しているのだ、と私は思った。




私は英語の授業中


終始、下を向いたり


窓の外の景色を見て、


やり過ごそうとした。



そうしているうちにやっと後15分ってところまで来た。




あともう少し・・・


早く終わらないかな




そんな事を考えていたその時、



後ろの席に座っている亜由美が


私の腕をおもむろにつついた。


眼だけで後ろを見ると


小さく手を伸ばして私に何か渡そうとしているのが分かった。



私は目立たないようにそっと手を背中にまわすと


亜由美は私の小さく開いた掌に何かをそっと置いた。


その掌の感覚で、それが小さい紙片だってことがわかった。




その時だった。






「そこ!」




その大きな声に驚いて


声がする方に反射的に目をやると同時に


亜由美がびくりとして


手をひっこめたのが背中でわかった。



教壇の上では


その声の主の桧山がちょっと怖い顔でこちらを見ている。







私はその紙片が載った手を背中でぎゅっと握りしめ、


さっと前に戻しながら、目は桧山の様子をうかがった。





「ちゃんと授業を聞きなさい」、


そう喝を入れる為の声掛けだけだろう、


このままさっきまでのいつもの授業に戻る、


そう思ったのに。



だけど、


桧山はわざわざ私の机の前までつかつかとやって来た。




そして


「九条、授業中に何してる??


手の中のものを渡しなさい」




と言った。



え・・・??


わたし・・・?



「ち・・・!」


違う!!わたしじゃない、


亜由美!




私はそう出かかった言葉を抑えた。



「違います、城崎さんが・・・」


なんて言って、友達の亜由美をやり玉にあげるのは気が引けたし


とにかく手紙のやり取りをしようとしていたのは


違いないわけだし。


それに、ごちゃごちゃ言って話を長引かせたくなかった。




とりあえず早くこの人に私の前から離れ


教壇に戻ってもらいたい。



私は一瞬躊躇したけれど、力を入れていた指先を解いた。


すると、私の掌には


亜由美らしいきゃぴきゃぴした色の


ピンク色のメモ用紙が小さく折りたたまれて、ちょこんと載っていた。




桧山は私の開いた掌に向かって手を伸ばし、


紙片を掴むと、


「授業中は授業に集中しなさい」


と少し低めの声で言った。




そしてその紙をスラックスのポケットに押し込み、


教壇に戻っていった。



なんか、最悪…。




私は恥ずかしさと腹立たしさで


その後の授業の内容があまり頭に入らなかった。


というか、この人の授業を聞きたくなかったのかもしれない。





しばらくすると


やっと授業の終わりを告げるチャイムがなり、


生徒たちがバタバタと教科書やノートを閉じる音で


私は重苦しい雰囲気から解放された。




そうして私は


桧山が教室を出て行くのを確認するなり、


後ろを振り向き、


亜由美をキッと睨みつけた。



「ごめん美桜!!!


マジでごめん!!!」




亜由美は、いかにも


謝る準備をしてました、みたいに、大げさに


半分冗談っぽく手を合わせて私に謝った。


そんな亜由美を見ながら


わたしは諦めたようにため息をついた。



まぁいいや・・。


どうせ私はもともと桧山に嫌われているし。





「もう・・・」




私が亜由美へか桧山への不満かわからないような感じで呟くと、



亜由美は


「マジでごめんね」


もう一度いたずらっぽく謝った。






____


その日、下校前の掃除の時間になって


私は箒を持って廊下に出た。

今日は教室の外の廊下の担当だったから。



掃除を早く終わらせたくて


さっさと掃いていたけれど


あともう少しってところで


さっきから曲げていた腰が


痛くて痛くて


私は手の動きを止めて


頭をあげ、小さく息を漏らして腰をのばした。



そうしたらその瞬間、


桧山が偶然廊下の角を曲がってきて、


私の視界に入ってきた。



なんでこう、


会いたくない人に


何度も会ってしまうんだろう。



桧山の目と私の目があった。




私は軽く会釈して


すぐに目をそらすつもりだった。




だけど・・・桧山はいつもとは違い、


すぐに慌てて私から目をそらすと


なにかたじろぐように少しだけ目を泳がせ、


その後焦ったように廊下の隅のほうに目をやって


足早に通り過ぎて行った。




廊下の隅を見たくて見たんじゃない。


私を見たくなかったから、


とりあえず廊下の隅を見たといった感じだった。





「なんなの?あれ?」






いつもは頭だけでいうセリフを


ついつぶやいてしまった。



だって、あの目の逸らし方、異様としか言いようがない。





わたし、何かした??


今日授業中に怒られたあれ??


でもそんなの他の子だって、


しょっちゅう・・・






あ・・・!!!



そこまで考えて、


私はあることを思い出した。



亜由美、


そう言えばあの紙に


何かやばいこと書いた??


で、桧山がそれを読んだって可能性があるか。





私は掃除用具を片づけ、


亜由美を探そうと


教室の扉に手をかけた。


そうしたらその瞬間、


向こう側から誰かが


私よりも少しだけ早くに扉を開けた。




続く


2009-09-01

2013-03-02


ペタしてね

稚拙な小説をお読みいただきありがとうございます。

ペタしていただけると一日はっぴーです。





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ご心配いただきまして、誠にありがとうございます。
また、長期間ご無沙汰しており、申し訳ないです…。

今回起きた大震災ですが、被災された皆さまのご心中、疲労はいかほどかと思うと
胸が締め付けられる思いです。
焦燥感やテレビの画面いっぱいに広がる惨状をみて
肉眼で見ている被災者の方々の気持ちを考えるだけでどうしようもない気持ちになったり…

そしてそんな気持ちを抱えているものの
まったく何もできない自分・・・
何もできないどころか、
今日もこうして普通に生活していることに
罪悪感さえ覚えます。

非力です。


ですが、その日のことを忘れないために、
手記として残しておきたいと思い、ブログが一番いい!と思い、
久しぶりに更新することにしました。



その瞬間、私は埼玉県内でも東京寄りの場所にいました。
職場のトイレの中でした。

(紆余曲折あって、今、一時的にある一企業に派遣されてます。
契約期間が終わったらまた英会話学校に戻る感じなのですが…)

何かめまいらしきものを感じて顔を上げると
体全体が痙攣しているみたいに震えて
驚いて個室の壁に手を添えると、壁も一緒に震えているように感じました。

「地震だ!!」と確信して
咄嗟にトイレに入ったときに
手を洗っていた方が2人ほどいたのを思い出して
個室から「なんか揺れてません???!!!」と叫びました。

すると
「え?あ・・・!!揺れてる!!!!!!」
と慌てるような声が返ってきました。

揺れはすぐに大きくなり、
すぐに個室から飛び出したのですが
そこから歩きだすことができず、
壁伝いに立っているのがやっとでした。


揺れが少し収まってきて、
慌てて自分たちの事務所に戻ると
皆さん机の下などに避難していました。

事務所内は騒然としていました。
大切な書類ばかりを扱っているので
幸い何かが裸で積んであったりすることはなく
重大な被害は全くありませんでした。

揺れが収まってしばらくして
みんな落ち着かない雰囲気でしたが
なぜか仕事に戻りました。

大きな被害がなかったせいかもしれません。

「え??だからってそんなんしてていいの?」
って一瞬思いましたが
右に倣えで私も自分のデスクに戻り
落ち着かない気持ちでいました。

しばらくして
放送が入り、屋外に退避するよう、指示がありました

「やっぱり、そうだよね??」
と心の中で突っ込みを入れながら
外に出ました。

その企業は大きな企業なので
構内には広いスペースが建物前に広がっていました
みんなそこに集まりました。

その時は東北地方であのような惨事になっているなど
想像もできず、
とにかく避難したその先で、自分や家族の命や身が無事だったことを知ると
次にほとんどの人が口にしたのが
「家のテレビ、大丈夫かな?」「テレビだけは勘弁してほしい」でした。

地デジ化に備えて、テレビを買ったばかりの人が多かったのです。


そうして退避時間が長くなってきて
寒さが身にしみるようになり
その寒さを紛らわせようとみんな携帯のワンセグで情報番組を見だしました。
そして東北地方の津波の大きさを見て驚いたり、
次第に電車が止まっているだの、
そういう外の様子がわかって

家のテレビの被害のことはどうでもよくなってきました。
そうして次はみんなどうやって家に帰るかを心配しだしました。

私の場合は小さい子供がいるので、絶対に家に帰らなければと思いましたが
この状態で、実家から誰かに車で迎えに来てもらっても
大渋滞の上、マイカーを出すなんて、渋滞に拍車をかけてしまう・・・と思い、
「自転車を買って家に帰るしかない」
と決めて、すぐに退勤して近くの大型スーパーで自転車を購入しました。

そこの自転車はすでに品切れ寸前でしたが
購入できたのは不幸中の幸いでした。

自転車購入後、裏に細かい起毛処理がされている
台所用の厚手のゴム手袋を買いました。

軍手より何より、厚手のゴム手袋なら
自転車で走るときグリップが利くし、
風も通さないから手も冷たくならないだろうと予測しましたが
やはり正解でした。

自転車に乗る前に牛丼屋さんで腹ごしらえしました。
こういうときは何かおなかに入れておかないと血糖値が下がって
体力が持たないので、何かあったら
まずはすぐに食べ物をおなかの中に入れておくのがいいと一つ勉強になりました。

最後に温かいみそ汁をすすって
自転車に乗りました。
家に帰るには254線沿いを走ればいいから…と254に出るまで
携帯のナビシステムを使ってすんなり254に出ることができました。
スマートフォンにはナビシステムが入っているので
こういうときに使うと便利だと思います。

254に入れば後はまっすぐなので
携帯の電池消耗を避けるため、すぐにナビを終了させました。

254は大渋滞でした。いつも車間を縫うように走っているバイクでさえも
この日ばかりはそのような走り方はできなかったようで
そんな車やバイクの隣を自転車で走りました。
この日は自転車が一番早い交通手段だったと思います。

そのまま254沿いを走り続け、川越の近くに来たところで
再度ナビを起動。
迷うことなく娘を預かってもらっている実家の川越まで
2時間半で帰って来られました。


今回のことで痛感したのは
近代文明のもろさです。
災害時には原始的な方法が一番効率的で、
そこに近代文明(私の場合はナビゲーションシステムでした)
を上手に取り入れると更に効果的かもしれません。

また、頼れるのは自分の足腰だけ・・・

災害時には自分はどうする必要があるだろうかと
頭で時々シュミレーションしておく必要もあるなと思いました。


さて・・・実家から家に帰ってきて驚きました。
そしてまた、日頃から地震に備えておいて良かったな・・・と
思わされました。

ここからは自分なりの地震対策も書き加えたいと思います。

まずは家具が少しずつずれていました。
そしてガス台の上に置いてあった土鍋が床の上で真っ二つに割れ
冷蔵庫が半開きになっていました。

ディスプレーされていたガラス製品も粉々でした。
このガラス製品、少々大きく、重みがあったのですが
配置してあった場所から落ちていた場所までの飛距離が
揺れの大きさを物語っていました。

(マンションの9階だったので相当揺れたようです。)

ただ、家具には地震対策のため、
軽いものを上、余り使わない重いものを下に配置し
使わない重いものは飛び出ないようにパンパンに入れてあったので
被害は最小限で済みました。

主人から「下に書籍が置いてあると出しにくい」と言われていたのですが
普段から切々と地震の時のためだからと説明していたのですが
今回で主人もそのことを実感してくれました。

食器は引き出しに収納していたので
すべて無事で、
鍋の類も引き出しに収納、もしくはフックに引っかけあったので
無事でした。

また、阪神大震災を体験した友人に話を聞いていたおかげで、
寝室に家具を置いていなかったので
すぐに寝室で休んで体力回復できました・・・!!

特別すごいことをしていたわけではないのですが
ちょっとした工夫が大きく効くんだなと実感しました。

こんな時だからこそ、自分の家族や自分自身の
健康管理や危機管理をしっかりすることで
不必要なパワーを使わずに、
そのパワーを被災地のみなさんに回すことができるのかな・・・と。

わずかな量でも集まれば大きくなるものね、と信じています。


この日、この時のこの気持ちを忘れないでいたいなと思います。
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婚約解消の手紙を書いた彼女を想像しただけで涙が出ました。

どうかお願いいたします。

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恋空

ネットの力で救いたい
皆さんのお力を貸してください

皆様の助けにすがり娘の命を救って頂きたく、
難病認定の書名を呼びかけています。

リュウマチを患った車椅子の私を、20年間手となり足となって助けてくれた、
愛しく、掛替えない娘の命を、
いま「再発性多発性軟骨炎」と云う恐ろしい病が奪おうとしています。

この病は100万人に3人の発症率で、
全国に293人の患者さんが苦しんでいらっしゃいます。

身体中の軟骨を破壊するこの病に侵されると、
12歳未満の子供たちは100%生存できません。

患者さんの中にはまだ幼い子供もいます。
成人で発症した場合でも常に死の危険にさらされます。

難病と認定されていない為に、
月額約20万円の生物学的製剤を投与する事になります。

この額は私には無理です。
鮎子も病をおしてアルバイトを始めました。

難病と認定されれば、治療データがくまなく調査され、
治療法と医療技術・医療設備の向上、
医療費の自己負担の軽減などが期待できます。

現状は、原因不明で明確な治療法も確立されていません。

現在2年間で、患者さんとその家族が支援団体の方々と力を合わせ、
10万人の署名を集めましたが、

難病と認定される為には50万人の署名が必要なんです。

このペースでは認定までにまだ8年も掛かります。
鮎子が5年後に命を奪われる確率は30%です。

この病は、軟骨組織や多くの器官の結合組織に、痛みを伴う破壊的な炎症が見られる病気です。

器官の構造を支えている軟骨組織が侵され、
視覚、聴覚、平衡感覚の障害が現れ、さらには、
気道がふさがれたり、心臓や血管が重度に侵され死に至る病気です。

娘は平成22年に「再発性多発性軟骨炎」と診断されました。

娘には愛する人がいて、年内に結婚する予定でしたが、
病が2人を引き離しました。

娘は彼を思いやり、婚約を取り消す手紙を送りました。

私はこの手紙を読み、声を出して泣きました。

娘は死に衣装はこの世では着ることがかなわなかった
ウエディングドレスを着たいと言います

遺書もしたためています

私は娘が不憫でたまりません
代われるものなら代わりたい

お願いです、鮎子を助けてください

「再発性多発性軟骨炎」で検索すると
署名用紙がダウンロード出来ます。
代筆で良く、FAXで送れます。

またネット署名も出来ます。 ↓

http://form1.fc2.com/form/?id=607552

これまでのペース、二年で10万人はあまりにも遅く、
今現在発症している人、293人のほとんどの人は落胆していると思われます。

我々の力で年内に後10万人の署名を集め、
この人達に希望と云うクリスマスプレゼントをしましょう
ご協力お願いしますm(_ _)m

転載していただける方がいましたら、宜しくお願いします。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
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テーマ:
お元気ですか???

夏の直後は耐えられなかった寒さにも

だんだん慣れてきましたが、

いかがお過ごしですか??


コメ返してへん!!!


なのに新しい記事!!



本当にすみません。



しばらくブログ休みます。







そんなん改めて言わんでも



もう随分更新しとらんがな!!






はい。


すみません!!!






仕事が吃驚するほど忙しく、


主婦業、子育てと両立するために


ちゃんと集中しないと


全部崩れそうな感じです。




器用じゃないんです・・・ショボン





ほんとすんません。


そしてこれからもよろしくです。
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