夕食後、宿から外に出ると
街灯がところどころ点っていましたが、
足元の凹凸がはっきり見えないのが少し不安でした。

しかし、せっかくの機会です。
頑張って皆について行きました。

温泉情緒が街全体に感じられ、
幻想的な雰囲気が昼間とは一味違います。
夜も9時を回ったというのにお店によっては
煌々とライトアップされ、
矢を射って遊ぶ昔風の遊び場とか、
手作り作家さんのアトリエなどは営業中で
観光客の数は大分少ないながら
若い人たちが旅を楽しんでいました。

有名な石段街まで20分ほどかかり、
全部で365段あるという石段の途中に出て、
石段を下りながら探検。
本当は一番下まで行きたかったのですが、
私はその日の体力が枯渇、
翌日のためにこの辺で帰ろうということになりました。

石段街はお借りした画像にあるように
ライトアップされて綺麗でした。
もし、連泊できる旅であれば
訪ねたい場所だらけです。




翌朝、朝5時、客室のカーテンを開けると

こんなご来光が現れて、

全員 大興奮!!!!







朝食前に自宅に荷物を別送する手配をすませて

チェックアウトタイム。


ところで、このお宿では本当にご親切丁寧に対応して頂きました。

本物のホスピタリティが全てに感じられて感動しました。

もし、伊香保にまた来るときは絶対ここを予約するつもりです。



この伊香保で午前中2時間以内で立ち寄れるところを相談したら、

榛名湖や竹久夢二美術館は時間的に無理だそうで、

もっとも近いのが

「群馬県立ガラス工芸美術館」とのこと。


ちょうど早い時間の渋川行き路線バスに乗車でき、

美術館前で下車して開館時間前に到着。


エミール・ガレ

ミュシャ

ワルター、

ミュラーなど

アールヌーボーの作品を中心に展示されている森の中のモダンな美術館です。



ひと通り見学後、

館員さんに「どこに泊まったのか?」と訊かれ、

ここです、と答えると、

特別に冷たいハーブティーを淹れてくださいました。


なんでも、あの旅館さんにはいつもお世話になってるんです、とのこと。

さもありなん、

伊香保の街を良くしようと熱心に活動されているのは私にもわかりましたもん。







緑の木々に囲まれて

天井まであるガラス張りの部屋でお茶なんて




座っているだけで非日常




カップに映り込む森までが芸術ラブラブ



一時間くらいでまたバス停に戻り、

渋川へ。

渋川駅から上越線高崎行きに乗り高崎で新幹線ときに乗車。

という予定だったところ、

同じホームでも伊勢崎方面にゆく列車が前に入ってきて

どうせなら早く着くほうがいいだろうと乗ったら、違ったとすぐ気がつき、

次の駅で降り、今度は間違えないように乗り直しました。

同じホームにいろんな行き先の違う列車が乗り込んでいるなんて、

用心用心ですね。


無事高崎に着き、新幹線ときに乗り換え、東京駅へ。

そこからはもう常磐線の特急ひたち号に乗るだけ。

ということで、

2泊3日の旅はT子さんとの思い出を話しながら

楽しく無事に実施できました。


思えば、仕事抜きで

(昨夏は介護しながら夫の故郷へ行きましたけど)

自由に行動できるプライベートな旅は本当に久しぶり、

私にとっては

豪華すぎる休暇となりました。



長々とお付き合いくださいましてありがとうございます😊ハート



参考までに中之条ガーデンズの園内マップを貼っておきますね