ギリシャ神話によると、太陽神が彼を敬愛していた少年の死を哀れんで、

キンセンカに変えたとされています。


その花言葉は「悲嘆」


日本でも菊花とおなじように、仏様に捧げる供花としてよく使われますね。


キンセンカの香り、ご存知ですか?


生の花茎を切ると、爽やかなとてもいい匂いがしますよ。


なんとなく、おばあちゃんの時代の花、みたいに思われてるのが残念!


ハーブの世界では、「ポット・マリーゴールド」


流通名では「冬知らず」。


花は、ヨーロッパや中国で昔から、通経、利尿、抗菌、美容に使用していたもの。


特に美肌効果の高い花。






一月の花壇はすっかり冬枯れしてますが、


太陽が射すと、その中に点々とオレンジの小花が開いてきました。


こぼれダネで毎年現われる丈夫な「冬知らず」


私は、作業中に見つけると、いつも花を摘んで手でゴシゴシ揉むのです。


プ~~ン、イイ香り~~~


手がつるっつる~~に。


摘んでも摘んでも花がドンドン咲いてくれるので、心配無用。


ナチュラルなハンドクリームです!!!


お宅にも生えていたら、とりあえず、手でモミモミしてみてください!!!








花びらを摘んで干しておくと、お料理にもちゃんと使えます!


だって、「貧者のサフラン」と言われるほど、


西欧では料理の色づけやお茶に大活躍のお花。


私はまだ試してませんが、葉も油や塩で調理して食べていたらしいです。


(なにしろ菊科植物だから毒ではない)


炒め物、鍋物、スープ、花びらのお酒、バターやチーズに練りこんでも・・・


高価なサフランの代用として多いに使いましょうよ。






もし、試してみようと思う方に。


塩と酢をたらした熱湯に花をさっとくぐらせ、


冷水にとり、水気を切ってから使って下さいね。


かすかな苦味が消えて、色が鮮やかになりますよ。


ドライキンセンカの花を入れたバターライスもきれいです。


カレーのとき、きっとぴったりですね♪








今夜はずっと紅茶クラスの準備中です。


明日はスコーンレッスンの予定。


スコーン焼きはしばらくぶりなので、新しいオーブンで試し焼き1回目をしてみました。


どうやら上火が強すぎるので、


2回目にこれからとりかかります。


1回目のスコーン、実は病みつきになる美味しさでした。


クリームもジャムもいらないスコーンが私の理想です。


受講生のみなさま、明日、お会いするのを楽しみにしてますね。