サボタージュ | ココロ・コトバ

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笑ってみてもいい

涼しくなった風を「白い」と感じた理由は説明できないから


変わりゆく季節に備えてCDを買い込む

好きな楽曲を携えて行くよ

すこしだけ切ない青空

国道から逸れて

浅瀬に架けられた橋を渡って

すまし顔のサボタージュ


誰もが自分の信じたいものを最高だって言い切るんだ

誰もが自分の信じたものを最高だって言い切りたいんだ

押し付けあって

競い合って

でもそれはアナタではないけど

本当にそれでいいのかと思ってしまう


窓の外はそれでも熱い太陽のビーム

スーツの生地を軽く突き破られて大腿が焼ける

ボクではないものの誇りに塗れたら、自分を許せないだろう


アスファルトに浮かぶ蜃気楼を追いかけていたら海に出て

路面は焼け錆びれた混凝土に変わっていて

古いガードレールの残骸のそばで消えた

つかめないと分かっているから追いかけたくなるのがサガだというなら

それは

自分の信じたいものを最高だと言い切る人の気持ち

誰だって

自分の中にひとつくらい、最高のものを持っていたい


萎えていく夏 名残惜しそうに 盛り返そうとするように

白い砂浜を 膝まで浸かる釣人を 凪いでいる水面を やかましく舞い降りる飛行機を

焼くけれど

誰のココロも巻き戻せやしない


未来とか明日とか、そういうもの

ボクらが進んでいくのか

それとも向こうからやってくるのかは分からないけれど

サボタージュなどできやしないし

目を背けるだけ時間の無駄だろう