Aqoursと辿る「夢の軌道」⑥ ~1stライブ。 | 手に手をとって。

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プロジェクトラブライブ!を中心に、思ったことをつらつらと書きます。

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こんにちは。まつです。

 

今日のブログは、いつも以上に文が荒れています。

 

読みづらかったら申し訳ないです。

 

 

 

昨日、一昨日と、「Aqours 1st Love Live! -Step! ZERO to ONE!-」が開催されました。

 

キャストの皆さん、スタッフの皆さん、楽しい時間を、本当にありがとうございました。

 

現地で、LVで応援した皆様方も、お疲れさまでした。

 

僕はこんなブログ書いてるくせにセトリ予想も一切せずにライブに臨んだので、特に1日目は一曲一曲が驚きの連続でした。

 

ライブ終了から1日しか経っていないのに総括を書くことはほとんど不可能なことなので、今日は今のうちに書けること、気持ちを忘れないうちに書いておきたいことを思い付くままに書いていこうと思います。

 

本当は昨日更新できたら一番よかったのですが、疲れていたということ以上に、感情の波が抑えきれなくて言葉が一切まとまらなかったのです…。

 

本当にただの感想だけの記事ですが、今日もよろしくお願いします。

 

一応書いておくと、以下の文章ではライブのネタバレが満載となっております。

 

もし避けたい方がおられたら、ここでブラウザバックをお願いします。


 

 

 

 

 

書きたいことはいっぱいあります。

 

初っ端の「青空Jumping Heart」は予想出来たからこそ嬉しかったり、それに続けて「恋になりたいAQURIUM」が来て欲張りなセトリだ!と思ったり、ユニット曲がどれも楽しすぎたり、二日目に「ハミングフレンド」でおーいえー!出来たのが嬉しかったり、聞けないかと思っていた「待ってて愛のうた」が聞けて涙したり、最後の発表ラッシュにテンションが上がりすぎて隣の席の人(知らない人)と抱き合ったり…

 

どの曲にも自分の思い出、Aqoursの思い出が染み込んでいて、本当に終始笑顔、時に号泣して3時間半×2日を過ごしました。

 

そんな中で今日触れておきたいのは2曲。

 

「想いよひとつになれ」と「MIRAI TICKET」です。

 

この2曲の楽曲的考察は以前の記事をご覧いただけたらと思います。

 

 

 

「想いよひとつになれ」はこのライブを経ることで、Aqoursにとって、そしてファンにとってとてもとても大切な1曲となりました。

 

「未熟DREAMER」終了後、スポットライトに映し出される逢田さんと、影になって見える舞台の上のピアノ。

 

階段を一段ずつ上っていき、ピアノの前に座る。

 

笑顔で伊波さんらと顔を見合わせ、曲が始まる。

 

イントロ、8人がピアノを弾く振り付けに、逢田さんのピアノが乗る。

 

ピアノのグリッサンドと同時に会場のボルテージも最高潮になる。

 

確かにライブで「想いよひとつになれ」を9人でやろうと思ったら、この方法しかありません。

 

それでも、(失礼を承知で書くと)まさか本当にここまでやるなんて、僕は思っていませんでした。

 

ラブライブ!という作品は、常に僕なんかの予想を軽々と上回って、決して見れないと思っていた景色を見せてくれます。

 

実際、一心不乱にピアノを弾く逢田さんとその下の段で踊る8人の姿は、まさしくアニメ11話でAqoursが見せてくれた「想いよひとつになれ」そのものでした。

 

そのどうしようもなく眩しい姿に、涙が止まりませんでした。

 

曲の最後がアニメ版と同様の終わり方をするのも、涙を誘いました。

 

 

 

ハプニングは2日目に起こりました。

 

イントロでピアノが止まってしまいます。

 

ピアノを弾く振り付けの所は一切音が鳴らず、無音で8人が踊ります。

 

グリッサンドも鳴らずにイントロが始まろうとしますが、曲は途中で止まります。

 

「ごめんなさい」と謝りながら泣く逢田さん、それを「大丈夫」と励まし、抱きしめるメンバー。

 

鳴り響く「梨香子」コールと、桜色一色の会場。

 

一度は弾けないのではないか…と心配になるほどの取り乱しようだった逢田さんが、見る間に落ち着いて再び鍵盤に手を置きます。

 

8人も位置に戻り、もう一度曲が始まりました。

 

今度は止まらない。グリッサンドも力強く鳴り響き、イントロが始まります。

 

大丈夫。この時、メンバーも、ファンも確信したことと思います。

 

1日目よりもはるかに大きいコールの声が鳴り響きました。

 

〈想いよひとつになれ どこにいても同じ明日を信じてる〉〈かけがえのない日々を過ごしてたんだ いまさらわかった ひとりじゃない〉…一つ一つの歌詞が、今までで一番強く、胸に響きました。

 

アウトロの最後の一音を弾く逢田さんの手は、ひどく震えていました。

 

それでも、弾き切ったのです。

 

立ち上がり、深くお辞儀をしたあと、8人と同じように右手を上に突き出すその姿は、コンクールでピアノを弾き切った梨子ちゃんその人でした。

 

その後、会場の桜色と割れんばかりの拍手が巻き起こったことを、忘れることが出来ません。

 

「想いよひとつになれ」で「ひとつに」なったのは、Aqoursの9人だけではありません。

 

それを目にしていたファンも間違いなく「ひとつに」なっていた、そんな強い確信だけが今は残っています。

 

今日更新された逢田さんのインスタグラムでは、ファンを、メンバーを、一瞬でも不安にさせたことに対する謝罪が書かれています。

 

プロとしては、そうかもしれません。

 

しかし、一度は心が折れそうになっていた逢田さんが再びピアノに向き合い、最後まで弾き切る、その姿は見る人の心を打ちました。

 

少なくとも僕にとっては、こんなに眩しいものはなかった。

 

あんな大舞台で失敗したものをもう一度その場でやり直すなんて、普通は考えられません。

 

それでも逢田さんはやりきった。

 

それは僕にどうしようもなく勇気を与えてくれる、そんな姿でした。

 

初日に失敗していたとすれば、あんな感動はなかったように思います。

 

1日目にしっかりやり遂げていた様子を見ていたからこそ、あの光景はより鮮烈に心に残ったのだと、思っています。

 

 

 

そんな観る人の涙を枯らした「想いよひとつになれ」が終わり、MCののちに1日目は「届かない星だとしても」、2日目は「待ってて愛のうた」を披露した後、アニメの総集編がまた涙腺を刺激します。

 

アニメ13話、ライブ直前のシーンをフルで流した後にステージで始まったのは、あの劇中劇でした。

 

アニメの劇中劇は、こうして3次元で、キャストが演じることにより、完成したのでした。

 

特に伊波さんの「悔しい…私、悔しいんだよ!ゼロだったんだよ!悔しいじゃん!」のセリフは、アニメよりもはるかに真に迫ったものとなっていて、身体全体を使って演じるというのはこういうことなんだな、と思いました。

 

アニメの中のAqoursだけでなく、キャストが自分の身体でそれを演じることで、アニメ1期の物語はキャスト自身の物語となったようにすら感じます。

 

劇中劇の最後、怒号のように会場から発せられる「10!」。

 

そして「みんなで輝くための歌」、「MIRAI TICKET」が始まりました。

 

1日目はまだ緊張が残っていたのかもしれませんが、2日目の彼女たちの劇中劇~「MIRAI TICKET」を見ていて、個人的にはAqoursでは初めて、2次元と3次元が「ダブって」見える体験をしました。

 

この「ダブって」見える体験は、ラブライブ!の醍醐味だと思っています。

 

それはアニメのAqoursの物語とキャストの物語が溶け合い、不可分なものとなったゆえの、両者が「近く」なったために起こる現象です。

 

このエポックメイキングな1stライブでそれが起こったということは、彼女たちは確かに「ゼロ」から「イチ」への一歩を踏み出すことが出来たのだと思います。

 

2日目の「MIRAI TICKET」でちかっち(伊波さん)が「一緒に輝こう!」と言う時は伊波さんが本当にちかっちと同じ、「輝いた」笑顔をしていて、この人は本当に今心の底から楽しんでいるんだ、ということが伝わってきました。

 

「MIRAI TICKET」の記事で書いた「輝きを与えるものとしてのリーダー」としての役割を、この時伊波さん(ちかっち)は確かに果たしていました。

 

ライブから一夜が、否、一日が経った今もその「輝き」は僕の心の中に残っているし、これからもその「輝き」を絶やさないように胸に持っておきたい、そう思えます。

 

 

 

長くて乱文という、最後まで何人読んでくださっているのかわからないような文章で本当に申し訳ないです。

 

こんな文章で伝わるかどうかはわからないしこれくらいでは僕が受けた感動の10分の1も伝わっていないと思いますが、それでも書かずにはいられなかった。

 

1stライブは、そんなライブでした。

 

これからAqoursはNext Step! Projectと題し、新たなるステージへと移ります。

 

しかし、これからも信じていけることを、このライブで確信しました。

 

半年後にはツアーも控えています。

 

これからもAqours沼にもっとズブズブと沈んでいけたらいいな、と思っています。笑

 

それでは、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。