劇団四季『ゴースト＆レディ』
【キャスト】
久しぶりの劇団四季でした。
新作ミュージカル「ゴースト&レディ」
素晴らしかったです。
正直今回の目的は、キャスティングされた人達で
見てみたい人がたくさんいたので、
それで見ることに決めたんですが、内容もとっても面白かったです。
ナイチンゲールの話だったんですね。
なので、史実を少し頭に入れていくと、もっとよくわかるのかな？
ま、あとは原作見るのも良いかもしれませんね。
宝塚歌劇団元花組だった真瀬はるかさんが、
四季に入団し、活躍されているのは知っていたんですが、
今回オープニングキャストに選ばれていたので、
これは真瀬さんを見るチャンスと思って、
チケットを取ったところが実は大きい。
残念ながら、彼女の回ではなかったのですが、
あまりにもこのフローの役割りがヒロインでもナンバーが多く、
大ナンバーもあって、
これを彼女が歌っているところを絶対聴きたいので、
またいつか見に行けるといいな。
それから、いつも思う、劇団四季の演出の素晴らしさ。
ゴーストのパーティーみたいな場面とかファンタジー性強くて楽しかったし、
グレイが先に行ってる！と真上に飛んでいく演出も良かった。
グレイとデオンの殺陣のシーンからの、
最後のグレイが胸を貫かれるところの仕掛けも凄いし！
ジョンホールの影、どうなってるの？
フローが死んだら、死体から抜け出てくるゴーストになったフローの演出！
ワクワクすることだらけでした。
そして、今回特に大感動だったのが、
ヒロイン、フロー役の谷原志音さん。
彼女は10年以上前の「リトルマーメイド」のアリエル役で観たことがありました。
wikiを見たら、「ウィキッド」はグリンダで出演されていたそうですが、
（見た目は確かにグリンダっぽい）
声質聞いたら、エルフィー役者さんでは？と思ってしまった。
ソプラノキーをファルセットで歌うより、地声張り上げ系が断トツ良い声。
最後の戦いの場面での大ナンバー、
彼女の歌に圧倒されて、涙止まらなかったです。
歌声に圧倒されるのは、本当に久しぶりだったし、
また曲が良いというか、「ウィキッド」を初めて見たときの感動を思い出しました。
グレイの萩原さんは、「CATS」のマンカストラップで見たことがあったみたいで、
確かにビジュアルや歌声聞いてたら、マンカストラップやりそうなタイプの方でしたね。
圧倒的な主役気質の方でした。
見た目も素敵だし、歌声も2枚目で。
この役も三の線も出来なくちゃいけなくて、歌も殺陣も多いので、
かなり難しいお役だと思いますが、萩原さん素晴らしかったです。
客席降りですぐ近くに降りてこられたんですが、カッコよかった！
デオンの岡村美南さんは「ノートルダムの鐘」のエスメラルダで見た記憶が最近。
この方もエルフィー役者さんですよね。
もう声がカッコ良すぎてさ。
このデオンという役自体、男として育てられた女の役で
まるでまるで「ベルサイユのばら」のオスカルのような設定。
しかも一人称が「ぼく」だよ笑
歌のナンバーも多いのに、グレイとの殺陣の場面も多くて、
最後は宙吊りまでやっちまって、最高でした！
この役はご本人の持ち味が大きく左右しそうな役なので、
色んな役者さんで見てみたい役ですね。
ジョン・ホールの野中万寿夫さんは、
実は長年ちょいちょい四季を見てきたのに
全くご縁がなく、今回初めてお会い出来ました。
欲と権力に取り憑かれた男、最後は情けない小悪党感もあり
（ラスボスはデオンだからね）
忠実にやられていた印象。存在感抜群でした。
もうこの方も数々の悪役をこなされてきた方だから、貫禄違い過ぎるよね。
で、この役もダブルの瀧山さんならどう演じるだろう？
きっとまた印象が違うのだろうな。
というわけで、あっという間に虜になってしまった「ゴースト＆レディ」
真瀬さん問題は残っておれど、
この日のキャストが素晴らしすぎて、他の方見れるかしらねぇ。って感じ💦
（いや、でもやっぱ真瀬さんも瀧山さんも見たいぞ！）
それから、この日は前方のお席だったんですが、近くの席に花組生も来てました。やっぱスタイル良いから、圧倒的に目立ちますよね。
楽を終えて、みなさん次の別箱集合日までは、ゆっくり休んでリフレッシュしてほしいです。。。
さ！
来週は仕事も一気にバタバタ！
月組My初日もあるし、忙しいぞ！！