花組千秋楽まであと少しなのですが・・・柚香光を語ります。 | ゆっこ☆の趣味多過ぎBLOG(仮)

花組千秋楽まであと少しなのですが・・・柚香光を語ります。

明日、花組のムラ千秋楽が来てしまいます。


そして、今日はもう前楽。

ということは、「柚香光サヨナラショー」が開催されるわけですね。


先日、私の大好きな花組ショー「Mr.Swing!」のDVDを見ていたんですが、

光ちゃん(柚香)とマイティー(水美)が、当時トップスターの蘭寿さんの

サイドとか、後方にチラチラ見切れているのです。


まだまだ目立ちたくて仕方ないヤンチャな学年だった光マイを見て、

もう光ちゃんが退団の年なんて、

月日が経つのが早過ぎて、感慨深い気持ちでした。


私が光ちゃんに初めて出会ったのは、

それこそ伝説の「ル・パラディ」の妖精フィー役。

当時研2で通し役の大抜擢。

ビジュアルは、元星組の音羽涼さんにソックリで、

へぇ・・・またこういう顔の子を売り出したいんだな。

と思ったのが第一印象。


その後は「サン=テグジュペリ」まで飛びます。

オープニングのアンサンブルから、とても目立つところにいたのですが、

あまりのカッコ良さに衝撃を受けたことを覚えています。

「見た目の男役完成度が高すぎる。

どこにいても目立ってる。ダンスカッコいい。」

など、当時のブログにも記しています。

あと「りく(蒼羽りく)を思い出す」と書いてるな。

え?りく?笑(全く覚えていない)


実はこの公演で初めて光ちゃんの出待ちに遭遇するのですが、

今となっては超有名な、「柚香光の横顔は国宝級」

初めて遭遇することになります。

光ちゃんが自分のファンクラブのところへ行く、

まさにその横顔を目撃したわけですが、

あまりの美しさに、衝撃でしかありませんでした。

当時インターネットで「ゆずかれー、大空祐飛に似てる」なんてことも言われたこともあり、

「顔幅違うやろ。どこがやねん。」←祐飛ファンです💦

とか思ったんですが、

その出待ちで光ちゃんの横顔を見たときに、

ちょっと祐飛くんのミステリアスな雰囲気があって、

もう、ビビビッと来てしまったんです(今の若い方、ビビビわかってくれますか?笑)

そこから、もう若手筆頭では断トツ光ちゃん推し!!!


そして「オーシャンズ11」のモロイ兄弟。

当時から、あのダボっと履いたジーパンと、

舞台で普通に立っているときの態度がリアル少年でしかない(良い意味で女らしさが一切ない)ことの凄さ。

あとはフィナーレでのヒップホップの場面で断トツ踊りのセンスが良かった。

どんなにダンスが上手くても、かっこよさばかりはセンスですから。

更には2階客席に来てくれるのをいいことに、積極的にお手振りしたりしてました笑

(だって振り返してくれるんだもん)

ハマりにハマって、大楽まで見に行き、出待ちまでしたのでした笑

マイティー共に、当時からもうファンの方が沢山いましたよね。



で、「愛と革命の詩」

光ちゃんの新人公演が見たくて、ムラまで見に行きました。

光ちゃんのお役は2番手の明日海りおさんの役。

登場シーンは、奈落からセットの階段を上がってくるのですが、

眉間に皺を寄せながら階段をのぼってくる横顔と仕草が何とも男っぽくて、鳥肌が立ちました。

演じて出来るものではないんです。

もはや天性のものでした。


そこからの光ちゃんはもう無双でしたよね。

新公主演作品は「エリザベート」と「新源氏物語」は観に行きましたが、

とにかくあんなにビジュアル強の新公主演、そうそういないと思います。

本役がビジュアルキングの明日海りおさんですからね。

その明日海さんとはまた違った美しさを持っていた光ちゃん。

新人公演はいつでも人気がありますが、

特にあの頃の新人公演は、光ちゃんマイティーが揃っていたので、

本当に人気があったと思います。






とんとん拍子に3番手へのぼりつめ、

アンサンブルから一気に抜けた寂しさを感じつつ、

毎回光ちゃんを見るのが楽しみでした。

(もうその頃には、ちなつ(鳳月)沼どっぷりなんですけど・笑)


私が光ちゃんで好きな役。

と聞かれれば、

やっぱり「はいからさんが通る」の伊集院忍少尉なんですよね。

ドイツ人と日本人のハーフがこんなにリアルな人いますか?

そして、漫画の世界から抜け出してきた、

リアルな少尉が本当にピッタリでした。

私は大劇場公演の「はいからさんが通る」は観ていないので

(コロナの時期でしたので)

青年館の千秋楽が最初で最後でしたが、

本当に本当に素敵でした。

多分、光ちゃんのお役で、あの少尉を超えられるものはないですね。





あとは「花より男子」の道明寺も感動だったな。

あんなクルクルテンパの髪型が似合う人がまずいないし、

リアル男子感に改めて大感動したのでした。

私は漫画原作の大ファンでしたが、文句無しの道明寺司でした。





それから「ポーの一族」のアラン。

光ちゃんはね、明日海さんが組み替えで花組にやってきた瞬間から、

ショーで組むことが多かったし、

新人公演も明日海さんのお役が多かったのだけれど、

そんな2人が待望の相手役をやることになったんですよね。

(エドガーとアランは相手役でいいよね)

制作発表なんて、2人が麗し過ぎて、

30年待った甲斐あったな、イケコ。って本気で思った。

この作品の再演は、本気で無理だと思うよ。

どちらかだけがハマっていればいいんじゃない。

どちらもハマってないとダメなんだから。

そんなトップ2番手揃うことないからね。

それくらい奇跡だと思います。





あと、光ちゃんといえば、

いつでも舞台からのファンサがブレなかった印象。

昔の入出待ちは、甘々ではなく、結構クールな印象だったけど

舞台上でのファンサはポジションが上がれば上がるほど、

すごく頑張ってくれていたなぁーと思います。

物凄くプライドを持って、花男を体現してくれていたと思う。

私の中の花男といえば、蘭寿とむさんとか愛音羽麗さんの印象が強いのだけど、

イズムはしっかり受け継いでくれたと思っています。



それから、組む相手役さんをいつでも素敵な眼差しで見つめて、

大事にしてくれて、夢を見させてくれる。

そしていつも私は客席で置いてけぼりになるのよ笑

特にまどち(星風)が相手役になってからは、

え?これ何見せられてんの?

ってくらい、2人が舞台上でラブラブなんだもんさぁーーーー笑

ゆきちゃん(仙名彩世)、美玲ちゃん(城妃)、華ちゃん(華優希)、ひっとん(舞空瞳)、

そしてまどち。

数々の女を大事にしてきてくれたな、柚香光よ。



ところで光ちゃんのサヨナラショーって何を歌ってくれるんだろうか。

はいからさんの「風の誓い」聞きたいけど、デュエットだし、

まどちとだったら、2人のデュエット歌うよね。

やるならみんなで「大正浪漫恋歌」かなぁ。



まだムラ楽だからとも思いますが、

光ちゃんが大階段を降りてくる姿を想像するだけで、胸がギュッとします。

その時を覚悟して、明日は画面越しに心からのエールを送ります。