鳳月杏さん次期トップ決定にて、各社報道記事
改めまして、月組次期トップ就任発表から数日が経ちまして、
本当に各方面からのお祝いの言葉が多いことが嬉しいですね。
(OGの方のインスタ等でもお祝いメッセージだらけでした✨)
各誌面でも、「最遅咲トップ」だとか「異例トップ」だとか、
ゾクゾクするようなワードを連発してくださっておりますよ笑
私個人的にはかなりの天邪鬼気質で、マイノリティーをこよなく愛しているので
もしも「トップスター」という立場が最終ゴールとしたらの話であれば、
異例中の異例で、波乱万丈過ぎる宝塚人生を送られてきた鳳月杏さんを
私が愛さないわけないのです。
(ちなつさん(鳳月)を愛する理由は、とにかく立ち居振る舞いがカッコ良過ぎる。立っているだけで美しい。
良い仕事する脇役感あるのに目が離せない華があるところ。
という単純明快な理由で、全く深い意味はありません笑)
ということで、気になったちなつさん次期トップ記事を抜粋して載せておきます。
鳳月は06年入団の92期で、研19(入団19年目)。研18(18年目)で就いた大空祐飛(宙組)北翔海莉(星組)らを上回り、
トップ制度固定後では、最も遅咲きの就任となる。
歌、ダンス、芝居ともに地道に磨き、3拍子そろったスターに成長。
色香漂う立ち姿、舞台メークで、悪役まで幅広い役柄をこなす実力派
ふふふ。
色気漂う立ち姿。
いや、ホントそれな。
立っているだけで色気漂い過ぎるんです。
でもさ、これちなつさんがいわゆる路線まで上がれたときの大きなキーのひとつだったと思うんですよね。
立ち姿の美しさと、スタイルの良さ。
としてデイリースポーツさんの記事。
宝塚 月組次期トップの鳳月杏
平成以降56人のうち唯一&最年長&上級生の異例尽くし就任
鳳月は初舞台から19年目での就任。平成以降に就任した56人のトップ(次期花組トップ永久輝せあを含む)で、これまで最年長トップ就任だったのは研18(初舞台から18年目)の大空祐飛(宙組)と北翔海莉(星組)で、今回それを超す最も遅咲きトップとなる。
また前任となる月城より3学年上級生。組替えで上級生がやってきてトップになる例は近年では2009年の宙組の大和悠河→大空祐飛(花から組替、3学年上)、2012年の雪組の音月桂→壮一帆(花から組替え、2学年上)などがいる。だが組内で現トップから上級生がバトンを渡されるのは、1995年に月組トップが天海祐希から4学年上の久世星佳になって以来となる。
宝塚は入団7年目までの劇団員だけで上演される新公で主演した生徒が、トップに就任してきた。鳳月はラストチャンスだった研7の「ベルサイユのばら」新人公演で、当時の準トップ役だったアンドレ演じたが、主演は一度もない。
平成以降の56人のトップで、新公を主演していないのは、元雪組トップ朝海ひかるだけ。その朝海は新公の代わりに、研10の時に異例の役替わり公演が行われ、それに主演し、トップになっており、大劇場で一度も主演していないのは鳳月だけとなる。
だが鳳月はそれらの“異例”をはねのける実力の持ち主。典型的な二枚目から悪役、さらにはコミカルな役や女役もこなす芝居巧者。
花組時代の「CASANOVA」では、全曲を書き下ろしたフランスの作曲家ドーヴ・アチア氏が特筆すべき生徒として当時のトップコンビの他に唯一、鳳月の名前を挙げたほど。
花組トップだった明日海りおも「鳳月はこんなにすごいんだぞ」とその実力を称えていた。
さらには172センチの長身で、超絶スタイルで、芝居、歌はもちろん、ダンスも上手く三拍子揃っている。
デイリーさんがとにかくベタ褒めで記事を書いてくださっていて、
思わずニマニマ、ウンウンと頷きながら読んでしまいました。
組内での上級生から下級生への引き継ぎが、ゆりちゃん(天海)→ノンちゃん(久世)以来だってこと。
これビックリでした。
そうか、祐飛くん(大空)や壮くんはあくまでも組替えで、たまたま前任トップが下級生だったってことね。
(ま、祐飛くんは花組時代に下級生の真飛の下で2番手やっていたけどね)
でも組内引き継ぎは本当に異例中の異例なんだな。
それからデイリーさんは新公主演についても触れてくれていて、
あくまでも準トップ役のアンドレをやってはいるものの、新公主演はしていない。という認識。
でもそれで合っているんですよね。
大劇場のときには新公主演の挨拶をしたのはゆうき(煌月)だけだし、
新公のプログラムだってゆうきだけなんだから。
新人公演ステージトークこそ、ゆうきちなつのペアで出演していたけど、
あれもヒロイン不在(というか、アンドレがヒロインポジになるのか・・・・)だからな。
東京の新人公演でいきなりちなつが挨拶したのは、
それこそ劇団の何か策略があってのことだと思いますが、
私の中ではちなつは新公主演なしの認識です。
ちなつも「アルジェの男」で新公2番手ついたのだから、
「エド8」で主演取らせていればと、今でも思います。
あの役ならちなつにピッタリだったと思うし。
(そのあとの新公卒業するまでの2作「ロミジュリ」「ベルばら」がちなつには出来ない役だったので)
アチアさんが、特筆すべき生徒にちなつ(コンデュルメル夫人)を挙げていてくれたのは、当時の記事でも読みました。
確かに大ナンバーをつけてもらっていましたし、オリジナル初演作品での女役で大役は初めてでしたよね。
そのあとすぐに組替えして、ヒゲのパパさん役(IAFA)やってしまうんだから、
役幅の広さにホント驚きだよね💦
明日海さんも本当にちなつを可愛がってくれていて、
なにせちなつの写真集のために、明日海さんがオスカルになってくれたり、
組替えの際には、東京大楽の花組ポーズの掛け声をちなつにさせてくれたりね。
(そして明日海さんが泣くっていう😭)
長くなってしまったので、一旦切りますが、
次回は、2018年?あたりに出した、
ちなつの写真集『FOCUS ON』にも触れたいとおもいます。