宮田佳代子オフィシャルブログ「ママレード・カフェ」Powered by Ameba -154ページ目

乳がんを心配するboy

更新をサボって日が過ぎてしまいました。

実はただ今、うちの中をプチリフォーム中。


パソコン周りにたどり着けない状況です。


慣れないノートパソコンでの更新・・。

実は先ほど完成間近までたどりついたのに・・。

消してしまいました。

なぜ??


気を取り直して・・。

最近、ブログをごらんになった方から

今の日記も同時進行したらどうかとご意見をいただきました。


なるほど。


実は今現在は日記というものを書いていないわけで・・・。

となるとかなり未完成な「育児日記」よね。

出来れば、どんな形でもいいから日記を残したい・・・。


そこで、boy8歳になった今現在の日記は

この場をお借りして随時載せて行きたいいと思います。


過去日記とあわせて読んでくださいね。



★boy8歳  3月26日の日記


boy(息子の仮称)がテレビに見入っている。

このごろ大人向けの情報番組や報道番組をみると

わからない言葉や状況について

「どういう意味?」と聞く。

昔からそういうところは強かった。

でも昔よりずいぶんいろんなことを知るようになり

説明すれば、ほかの事と結びつけて判断したり

理解するようになった。


今日は何に見入っているのか?

食器を洗っている私に質問が飛んだ。


「ママ、マンモグラフィーって何?」


マンモグラフィー。


乳がんを発見するために

乳房を上下の二枚の盤にはさんで内部を見る

かなり信頼度の高い検査方法だそうだ。


boyの見ているテレビを見に行くと

そこではタレントのアグネスチャンさんの

ドキュメンタリーをやっていた。


彼女は乳がんをわずらい、手術を受け、

今も芸能界でがんばって活動を続けている。


定期健診でひっかかり、精密検査へと続く過程を

ドラマ仕立てで振り返り、途中に彼女のインタビューが入る構成になっていた。


boyが見入っている。

ほっておこう。

彼が関心を示していることから、

彼をはなすことはしたくない。


ところが。


突然、boyが低い声で搾り出すように言った。

「ママ、怖いからとめて。」


画面ではそのとき

アグネスさんのインタビューが流れていた。

「今は死ねないと思いましたよね。

親として、子供が成人するのも見ていたいし・・・。」

年をとっても変わらない愛らしいアグネスの顔がゆがむ。


私も同じ想いだ。

まだ死ぬわけに行かない。

死ねるわけがない。

かわいい子供をおいて死ぬなんてこと

やっぱり考えられないのだ。

もっと詳しく言えば、

「見ていたい」という自分の欲求ではなく

「見ててやらなきゃいけない」という責任だ。

きっとどの親も同じような想いを抱いて

日々を過ごすのだろう。


当たり前のようにそばにいて

当たり前の日常を彼に届けてあげなくてはいけない。

私の両親がそうしてくれたように。



boyは初めて親の「死」を意識したのだろう。

私もちょうど、小学校二年生のころ、

親の死を意識して眠れぬ日々をすごしたことを思い出した。

布団に入ってから、暗闇の中で怖くて怖くて眠れないのだ。

たまらずに、まだ明かりのついたとなりの部屋の

両親のところに飛び出していく。


わが息子も大きくなったものだ。

これから彼が見る、ありとあらゆるものが刺激となって

彼に考えること、感じることを教えてくれるのだ。


それにしても私の両親はすごい。

今の私と同じように、「親としての責任」を感じながら

今も、当たり前のように

私のそばにいてくれるのだから。


             END



雑誌掲載の日の・・・過去日記

話は変わりますが、

3月23日の報知新聞に、

元横綱若乃花関との鼎談が掲載されます。

大型車の車輪脱落事故・防止のためのキャンペーンです。

この仕事はもう二年目になるのですが、

花田おにいちゃん(笑)はとても気さくな方で、

車が大好きだそうです。

機会があれば、記事を探してみて下さい。


さて、今日も過去日記をご紹介します。


上記のように単発で雑誌や新聞に載る

対談や鼎談のお仕事をしていますが

今日の日記は、

当時、妊婦のための情報誌として発売されていた

「バルーン」の表紙とインタビュー記事のお仕事をしたときの話です。


★妊娠9ヶ月   1月15日の日記


今から4ヶ月ほど前に仕事した「バルーン」が発売になった。

表紙の写真と、中のインタビュー記事だ。


この時はつわりがかなりひどく、

撮影現場でご迷惑をおかけした。

3分と立っていられないのだ。


2ポーズのお洋服を着て写真を撮ってもらったが

お腹が出っ張っているから、なんだかかっこうわるくて・・・。

顔もすっかりむくんでいたし・・・。

それでも編集者は

「もっとお腹が目立っていてくれるとありがたいんですけどね~。」

なんて勝手なことを言っていた。


発売になったバルーンを見ながら思った。

もうこの時のあかちゃんはこんなに大きいんだ。

お腹をさすりながら成長を喜ぶ。



宮田佳代子オフィシャルブログ「ママレード・カフェ」Powered by Ameba-バルーンの表紙




両親に感謝の日の・・過去日記

もかもかさん。

コメントありがとうね!


もかもかさんは3人目を育てているのね!

すごいわ!

一人でも根をあげそうなのに

3人も生んじゃうなんて!

そして3人も育てているなんて!


毎日きっと大変で日記に向かうどころではないんだろうな。

無理しないで、よかったらこのページに

自由に書き込みして下さい。

楽しみにしています。


さて、今日は私の両親が登場します。


★妊娠9ヶ月  1月10日の日記


母がもう一泊してくれることになった。

昨日から、体調が悪いのを理由にきてもらった。


母が来てくれるととても助かるし、気持ちがおちつく。

本当にありがたい。

でも父はこんなとき、一人で会社に行って

一人で冷たい家に帰り、お風呂に入り、眠る。


「もう一ヶ月なんだから甘えなさい。」と

父はいってくれるのだ。

ありがとう。


母とデパートの妊婦洋品売り場に行って

出産準備品を購入。

温かそうな毛糸のパンツ(笑)

出産直後の下着。

「イマドキはずいぶん

いろんな機能を備えたものがあるのね。」

母も私もびっくりだ。



中でも驚いたのが、

産後の体型を一日も早く元通りにするという

スーパーガードルだ。

ずいぶんなお値段よ。

買う人いるのかな?

ホントにぺったんこのお腹になるのかな。


だって一度伸びちゃったお腹だよ~。

上から締め付けたって早々

簡単には戻らないでしょう。


きついガードルの、一枚布の下で

アコーディオンみたいに重なった肉を想像・・・。

思わず吹き出した。


穏やかな一日。

デパートの地下でお弁当を買って

ひなたぼっこをしながら二人で食べた。


             END


いつも助けてくれる両親。

いつまでたっても「してもらる」ばかりで

ごめんね。


そしてBOYがうまれてからも

それは続くのでした。

感謝。