我が家の4歳児エイシートは、赤ちゃんの頃から絵本が好きでした
だからエイシートに勝手に絵本を読んでもらうようにするのはチョロイもんで、極意なんて無くても勝手に読む子になっていたかもしれない
私は読み聞かせの努力をしてるけど、勝手に絵本を読ませる事への効果は無いような気がしていて、ポケモンの名前を呼んでくれと言われた時、風邪で喉がやられた時、私が「読みませーん」と言った時こそ、エイシートは自分で読もうとしました
とりあえず効果があったと思う事は、好きそうな絵本、エイシートの場合は特に好きそうな図鑑を、一番居る場所においておく事王道ですね
我が家はダイニングの隅で台所から見える所にオモチャスペースがあって、そこに絵本が並んでいます
親から見たら、特に小さい頃は、本棚から出すだけ出して大して読んでるように見えないんですが、興味が向いているって事なんで辛抱してみるのが良いと思います
自由に絵本を読めるようにするって事は、絵本はボロボロにされる覚悟を決めるという事
おチビちゃんは先ず絵本を噛むよ
そして破るよ
ページをめくろうとして折り目がつくだけじゃなく、力が有り余って破る
絵本を床に置いたままにしてるから、踏んで滑ってこけたり、その拍子に豪快に絵本が破れるよ
絵本の上に何かをこぼして、液体だったら絵本が凸凹になる
運が悪けりゃ、全ページにしっかりと落書きされる
子どもが興味を持てば持つほどボロボロになるって、無理矢理思うことにしています
書物と知識に敬意を払うのはもう少し大きくなってからで良いから、とにかく視界に入ってきて気軽に触れるようにしておくのが良いと思います
子どもは仕掛け絵本が好きだと思うんで、それを自由に触れれるようにしてたら、悲しくなるほどボロボロになります
でも見ていると、仕掛け絵本は立体的になるので、そこでオモチャを融合させて遊んだりもしています
オモチャと絵本の境目が無い状態にするくらいが、うちの子には良かったんじゃないかと思っています
良い事ばかりじゃなくて、絵本をボロボロにしておいて直すようにせがむけど、仕掛け絵本だと修復不可能な事もあって、それを受け入れられずに癇癪を起こすというお決まりのパターン
最近確信できた一番の極意は、テレビを見せない事です
もう1年くらいテレビの調子が悪かったんだけど、徐々に壊れていき騙し騙しどうにかやっていたのに、遂にDVDプレイヤーの方がご臨終しました
きっと理由は図書館で借りた絵本を置く場所を作ってないから、DVDプレイヤーの上に置いてて壊れた
もう完全に2ヶ月テレビを見せてない状態です
そしたら絵本を読んでるわ
逆にコロナ禍にオーストラリアへ移住してきた時に、飛行機の中と2週間のホテル監禁でテレビばっかり見させていた時、絵本への興味を完全にテレビに奪われました
テレビは絵本の大敵
あと効果は分からないけど、こんなにバタバタ子育てで、私自身が本を読む時間なんてないんだけど、嘘でも本を読んでると子どもたちに見せたいと思っています
だからキャンプに行く時は本を持って行くようにしていて、子どもたちが遊んでいる横で本を読んでいます
そして風邪で喉をやられて読み聞かせができない時、エイシートが勝手に自分で絵本を読みだしたら、稀にユキミータも真似をして絵本を読みだす事が有るので、そんな時は私も自分の本を持ってきて読んでいます
近所のオージー家族で、そこは子どもがもう8歳と10歳なので、毎日同じ空間にいながらみんなそれぞれ読書をする習慣が有るらしいです
同じ空間にいながら、それぞれが自分の事に集中する事ってすごく良い事だと思うんですよね
うちも5年後あたり、そんな習慣がついていたら良いなと思っています