チリから帰ってきました
もう何度も幼児連れのフライトの経験をしてきてるから、肝が座った事に気がつきました
私1人で幼児を連れてのフライトは、毎回飛行機の中で大後悔だけど、学ぶことも多かった
初めてエイシートを連れてチリから日本に戻った時に気がついたんだけど、飛行機の中はエンジン音がうるさいから、子どもの泣き声も通常よりかはかき消されて、うるさく聞こえない
と自分に言い聞かせる事
飛行機はちょっと揺れるから、子どもが通常よりも良く寝てくれる場合がある
という期待を持つ事
子どもがイヤイヤで泣いてても、もうシートベルトサインが付けば、もう親には何もできませんから何も責任が無い
と開き直る事
乗り換えで子どもが泣いていたら、意外と周りの人が助けてくれるから大丈夫
ゆーてね、これは心構えだけの話で、もーーーー毎回てんてこ舞い
毎回座席に何か液体こぼしてる
これ本当の話よ。
最後のフライトでは、まずは水筒の水をこぼしてズボンがびっしょりだったから、ズボンは脱いで乾かして居る間オムツで居させたら、座席でクネクネゴソゴソ、私の上に座ったと思ったら、オシッコが漏れてきましたよ
その前のフライトでは、ユキミータの食事が離乳食のチューブ状の物が貰えて、あげていたらユキミータが遊びだしていて、機内が暗かったので気づくのに遅れて、私もユキミータもグチャグチャ
更にその前のフライトではエイシートが隣のおじさんに、牛乳をかけました
更にその前はと言うと、ユキミータが異常なくらい泣き叫んでヤバかったなー
飛行機でよその子も見てきたけど、すごいのが時々おるよ
５時間のフライト中ずっと10分おきにボリュームマックスで泣いていた子がおった
でも仕方がないんよー、そのお母さんはもっと大変そうだったんだから
みんな辛抱
ってかお父さんは何食わぬ顔して映画見ようたから、私は他人だと思っとったくらい
って事は普段からそこの子、泣く時は最初っからマックスなのかもね
だから他人の私たちは５時間くらい我慢しようよって、私は思う
飛行機で見る家族連れ、日本人に限らず、やっぱりお母さんが幼児の面倒を見とるパターンが多いですね
お父さん、もっと頑張れ
私はフェリピートに子ども2人を任せて、離れた席に1人で座る事も3回か4回あったんです
降りる時に私がちょっと世話を焼いていたら、近くにいた人から「お母さんだったんですね！」ってビックリされて、「お父さん素晴らしい！」「これを思いついたあなたは素晴らしい」って言われた事が有ります
きっと珍しいパターンだから
フェリピートは、私が1人で2人を連れて日本に帰ったり、オーストラリアに帰ったりするもんだから、自分が一緒にいる時には私に楽をさせてあげようと思ってやってくれるんです
「カヨキートが離れた席に座って僕が2人の面倒を見るのは、カヨキートがダメな母親だからだ！」って
はぁーって肩を殴りましたよ
でも半分は冗談だったみたいです
他のお母さんを見ていると、お父さんを頼ってないように思えるらしいです
フェリピートの想像は、できたお母さんは普段からお父さんに頼らなくても大丈夫な生活をしているから、お父さんはフライト中でも幼児の面倒をどう見て良いか分からないのだろうって事です
だから普段からフェリピートに子どもを任せている私が偉かったという結論が出ているらしいです
そして任してくれる私に感謝しているらしいです
どんだけ良い夫よ
でもね、思う節はなんぼでも有るんですよ
もちろん子ども好きのフェリピートだったからできた話なんですが、やっぱり最初は任せるのは不安でした
オムツ替え、お風呂、食事の頃から、私は言いたい事をグッと我慢してきてやってもらってきました
ましてやお出かけなんて、本当に危ないんですよ
フェリピートは意味もなくしょっちゅうケータイいじってるしー
だから冗談抜きで「もうエイシートは死にました」って思って、家で覚悟して泣いてましたから
それくらい覚悟して任せていたんですよ
だから私は任せれないお母さんの気持ちもよーく分かる
でもこの頑張りが、後々のフライトを楽にしてくれた
フライトの予定が決まってからでも、お母さんはお父さんにお子さんのお世話してもらう予行演習を実施すると良いかもしれませんね