今週の数すくない?「学んだ」感のあることをまとめておきます。

 

発達理論は大きく二つの流れがあり、それは教育の中でずっとついて回る問題、「遺伝か教育か」

 

持って生まれたものが大きく影響するという立場がEndogenitische Theorie(内因性理論)。「悲観的教育論」とも言われる。

 

それに対して教育や環境などの外因的要素が大きな影響を与えるという立場がExogenitische Theorie (外因性理論)「楽観的教育論」とも言われる。

 

先生が前に立って「知識を教える」タイプの授業はこれ。生徒が成功するかどうかは、先生がどのように授業を構成するかにかかっているという考え。

 

まあ、どちらも大事だよね、とする論理が二つあり、子供の主立的な行動を重視する考えが

 

Aktionale Modele (Selbstgestaltungstheorieセルフデザイン理論)

人間は乳児の頃から自分の成長する環境を作っていく主体であるとする理論。

 

Interaktionale Modelle (相互作用モデル)は、環境も人間もお互いに影響を与え合っていくという理論。

 

友人が少し前に「教育は遺伝に勝てるか?」という本についてのレビューを書いていましたが、教育理論の中心的なテーマですね。。。

 

 

 

話は少しずれますが、

 

今行っている学校は、この「先生が前に立って授業をする」という伝統的なモデルではなく、環境と人が「相互作用する」モデル?をたぶん重視してて、議論、チームワーク、実習がとても多いです。

 

私は「先生が前に立って授業をする」学習方法で問題があったことがないので、どうしても「学習効率悪いなー」とイライラしてしまいます。

 

語学学校に行ってた時も、私は「生徒が相互に答え合わせをしながら学ぶ」とか「チームでプロジェクトをして学ぶ」とかがとても苦手だったのですよね。

 

先生がばっちり文法の細かいところを仕込んでくれるような授業が好き。

 

授業では論理を学び、それを外で話したり書いたり実践することで身につければいいんであって、実践まで授業でカバーしてたら効率悪いと感じます。

 

自分よりもやる気がなくて出来の悪い生徒と組んで、自分の学習速度が下がるのが苦手。

 

まあ、得意な人はいないとは思いますが、出来が悪いんなら他の人を邪魔しないでおとなしくしててほしいとか思っちゃいますね…。

 

聞くと、ギムナジウムは今でも「先生が前に立って授業をする」タイプが主流。

 

たぶん勉強が得意な生徒はこれで何も問題なく学べるんですよね。

 

職業訓練学校には、学校の授業に問題があったタイプの生徒が多いので、こういう教育学的には先進的なモデルを色々取り入れているのでしょう。

 

保育士として働いて行くためには、この優等生的傲慢さをどうにかしなくちゃいけないとは感じていますが、本当にどうにかしたいわけでもないところが難しいなー。

 

私は優秀な人に囲まれて、成長し続けたいという願いが大きいので、どうも根本的なところで職業選択を考えなくちゃいけない気がしています。