1日目のショックから立ち直り、楽しく1週間目が終わりました。
毎日違う専科の先生が来て、手を変え品を変え自己紹介。
週の初めには見知らぬ他人のグループだったのが、
週の終わりには「一緒に職業訓練をする仲間」という雰囲気にきちんとなったので、なかなか上手いシステムです。
保育士はチームで働いて子供を相手にする、人間関係が9割ですから、大事ですよね。
自分の忘備録としてなにしたか書いておきます。
1日目の月曜日はクラシックな自己紹介の後、ボールをパスしながら、相手の名前いうゲーム。
そのあとは外に出て、「子供がいる人前に出て〜」とかいう相手の属性を知るゲーム。
2日目は事務的なことをいろいろ。
3日目は自分の「学習履歴(Bildungsweg)の川」を絵で描いて発表。
学歴とは似て非なる感じで、学習してくる中で難しかったこと、楽しかったこと、影響を与えた人、、なんかを発表。
その後は、「学ぶための良い前提条件・悪い前提条件とは何か」についてみんなでブレインストーミング。
4日目は2チームに分かれて名前を当てるゲームをした後は、「コルチャック先生」として有名なヤヌス・コルチャコフの文を読んで感想を議論。
5日目は散歩を兼ねたオリエンテーリングゲーム。
・・・この一週間で知ったクラスメートのバックグラウンドは、私が今まで接してきた高学歴意識高い系層とはかなーり違う感じです。
若い子は学校で色々苦労した人が多い感じ。
識字障害があって小学校の時から苦労したとか、移民としてやってきていじめられて大変だったとか、
ギムナジウムを中退したとかいう話がかなり頻繁に出てきます。
年上組は20代はじめに子供をうんで、30半ばで子供の手が離れたので職業訓練はじめた人ばかり。
それまではスーパーで働いてたけど、「やっぱり自分の夢である保育士になりたい!」と一念発起したとか。
学歴コンプレックスがある人が多いので、ちょっと自分の発言に気を付けたほうがいいな…、なんて思いました。
まあもちろん、保育士を目指すぐらいなので皆ソーシャルスキルは高いです。美術や音楽が得意な人も多い感じ。
アーチェリーでヨーロッパ選手権で入賞したって男の子もいたし。
年齢差に加え、バックグラウンド的にも今まで接したことがないタイプの人たちが大半なので、これからどうなっていくのか期待半分不安半分。
やっとオリエンテーリングが終わって、来週から授業、、、!と覚悟を決めてたら、
なんと来週は「試験機関だから」といきなりお休み。
多分人手が足りなくて急遽他の授業をお休みにせざるを得なかった感じ。
そんなこと事前にわかってたでしょ??と突っ込みたくなりますが、
「まあそんなもんよね、ドイツの学校」とため息一つですんでしまうところに、自分のドイツ生活の長さを感じます