※こちらの記事の続きです
少しずつ、みんなの中で緊張と普門館に足を踏み入れるワクワクとの気持ちが交錯するようになって、
初めての舞台に緊張して黙る子、変なテンションで騒ぎまくる子といたりして、バスの中はいつもとやや違う空気が流れていました。
私はこれまでに吹奏楽部員だけで貸し切ってバスに乗った事がなかったので、その事実だけで嬉しくなっちゃったりして、私は間違いなく後者で喋りまくってました(^。^;)
うちの高校から杉並にある普門館まで１時間半くらいかかったかな?
なんかだんだん近づくにつれ雰囲気が固くなっていったのを察した、宴会部長的な先輩がカラオケや打ち上げの際に必ず歌う十八番である
『帰ってきたヨッパライ』
(オラは死んじまっただぁ～♪って曲)
をバスのカラオケで歌い始めたんですよ（笑）
いきなり何が始まったんだ??(゜∀゜;ノ)ノ
って思いましたが、それでみんなの緊張もほぐれましたね～。
いつもはぬぼ～っとしてて、しっかりしてよ先輩!!ってくらいな先輩だったんですが、ナイスフォローでした☆
ひとしきり盛り上がった後、またまた十八番である
『ヤングマン』
をかけ始め、１コーラス歌って踊って次は２番だ!って思ってた頃…
唯一全国大会出場で舞台に出たことのある子が、
『もうすぐで着くよ!近づくと雰囲気独特だから!!』
って言い始め、一瞬みんな凍りつきましたが、どうせならこの楽しい雰囲気に乗っかっちゃえ!!
くらいの半分ヤケになった感じで『ヤングマン』を歌いきったのでした…。
しばらくすると、確かにここは何の施設?
っていうくらい不思議な空間が広がってきたのです。
都会のど真ん中のはずなのに、椰子の木がたくさん見え、荘厳な建物が周りにいくつか出てきたんです。
この時は普門館が、どんな建物で、管理団体がどこなのか分からなかったので、ただただ呆然としましたね…
もう『ここは何なの?』っていう風に思っているうちについに到着してしまいました。
※つづきは、こちら♪♪