「小中学生の8.8%に発達障がいの可能性がある」。文部科学省は2022年12月、このような調査結果を発表しました。

 

文部科学省の別の調査によると、2006年では発達障がい児の数は全国で7000に至らずだったのが、その14年後の2020年には、14年前の14倍にあたる9万人を超えたそうです。

 

どうしてそんなに増えたのか?

 

その理由に注目すると発達障害から抜け出す可能性が見えてきました。

 

発達障がいは、脳の発達に関わる生まれ持った機能障がいです。代表的に知られているものにASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障がい)がありますが、ほかにもいくつか種類があり、症状もさまざまで、爆発的に増えているとは考えられていません。
 
その一方で、生まれつきの機能障害がなくても、「あること」から脳のバランスが崩れて「発達障がいのような」行動を起こす子どもが増えていると専門家は指摘しています。

 

その「あること」とは、食・運動・睡眠です。

 

逆に言うと、食・運動・睡眠を少しずつでも改善していくと、年齢に関わらず「発達障がい」というくくりから卒業できる人が多くいるとも言えます。

 

私は、遺伝学・栄養学の専門家です。偏食、自閉症、問題行動のある方たちとの関わった経験をもとに、誰でもできる、ちょっと意外な「脳のバランスを整える」科学的な手法をこの講座にまとめました。

 

講座の時間は3時間です。オンライン、または対面講座で「発達障がい食環境支援士」という資格が取得できます。

 

発達障がいに関わる保護者、教育関係者、あるいはご自身が発達障がいかもと思われる方に役立つ情報が学べます。

 

次回の講座は11月21日です。オンライン講座なのでご自宅から受講できます。興味のある方は、こちらのページをご覧ください。