健康や筋トレのためにプロテインを飲む人が増えています。でも、プロテインにはさまざまな種類があり、サプリの規制がない日飲んでは品質にばらつきがあり注意が必要です。
私のおすすめは、第三者認証のある無添加のホエイプロテインです。
ホエイプロテインとは?
ホエイプロテインは牛乳からチーズを作る過程でできる「乳清(ホエイ)」から作られるタンパク質です。
最大の特徴は、消化吸収が速く、必須アミノ酸、特に筋肉の合成を刺激するロイシンを豊富に含んでいることです。
筋肉の維持や増加を目的とする場合、ホエイプロテインが最も優れた選択肢と考えられています。
ホエイプロテインの種類
ホエイプロテインには主に3種類あります。
WPC(Whey Protein Concentrate:濃縮ホエイ)
- タンパク質含有量:約70〜80%
- 乳糖や脂質を数%含む(ただし乳糖の量は牛乳よりはるかに低い)
- 価格が比較的安い
- 味が良い製品が多い
例えば、30g摂取なら以下の通り。
- タンパク質:約24g
- 乳糖:約1.2~2.4g
- 脂質:約1.2~2.4g
WPI(Whey Protein Isolate:分離ホエイ)
- タンパク質含有量:約90%以上
- 乳糖と脂質が低い
- フレーバーなしだと味が劣る
乳糖不耐症の人や、余分な糖質や脂質を減らしたい人に向いていますが、ほとんどの製品には乳化剤(レシチン)、安定剤などの添加物が入っています。
例えば、レシチン入りのWPI30g摂取なら以下の通り。
- タンパク質:26~28g
- 乳糖:0.1~1g
- 脂質:0.2~1g
WPH(Whey Protein Hydrolysate:加水分解ホエイ)
- あらかじめ分解されているので吸収速度が速い
- 苦味があり飲み辛い
- 価格高め
運動量の多いアスリート向け製品です。
なぜホエイがおすすめなのか
ホエイプロテインは、必須アミノ酸をバランスよく含み、筋タンパク質合成を刺激するロイシンが豊富なため、筋肉をつけたい人だけでなく、高齢者の筋肉維持にも有効性が示されています。
植物性のプロテインはロイシン含有量が低いため、同じ量のタンパク質を摂取しても筋タンパク質合成を刺激する力は弱くなります。
日本のサプリメントは規制が緩い
日本ではサプリメントは食品として扱われているため、医薬品のような製造基準や成分検査、品質管理を法律で義務付けられているわけではありません。
もちろん真面目に製造しているメーカーも多数ありますが、市販されているサプリメントの品質には大きな差があります。
特に海外通販を含めると、表示されている成分量と実際の成分量が一致しない製品や、不純物が混入した製品が見つかることもあります。
「日本製だから安心」とは必ずしも言えません。
品質が気になるならNSF Certified for Sportがおすすめ
品質を重視するなら、米国の第三者認証である「NSF Certified for Sport」を取得した製品が安心です。
NSF認証では以下の検査が定期的に行われています。
- ラベル表示どおりの成分が含まれている
- 有害物質や重金属の検査
- 禁止薬物の検査
- 工場の品質管理監査
トップアスリートにも広く利用されており、品質面では世界最高レベルの認証の一つです。
タンパク質をしっかり摂るメリット
近年の研究では、健康な成人が筋肉量を維持するためには、体重1kgあたり1.6gのたんぱく質摂取が推奨されています。筋力トレーニングを行う人やアスリートでは、体重1kgあたり2.2g程度が目安とされています(参考文献)。
十分なタンパク質摂取には次のような利点があります。
- 筋肉量の維持・増加
- 加齢による筋力低下(サルコペニア)の予防
- 骨の健康維持
- 満腹感が得られやすく体重管理に役立つ
以前のブログにも書きましたが、食事で十分なタンパク質を摂るのが理想ですが、忙しい人には「飲むプロテイン」は便利だと思います。
しかしプロテインにもデメリットはあります。
ものによっては甘味料や香料、増粘剤など添加物が多く、品質の定かではない製品もあります。
必要以上に摂っても負荷をかけた運動が伴わなければ、筋肉増加効果は期待できません。
まとめ
プロテインを選ぶなら、科学的なエビデンスが最も豊富で吸収効率も高いホエイプロテインがおすすめです。
一般の人にはWPC、重度の乳糖不耐症の人にはWPIが良い選択となります。
また、日本のサプリメントには医薬品のような厳格な規制はないため、品質が気になる人は第三者認証であるNSF Certified for Sport取得製品を選ぶと安心です。
プロテインは筋トレをする人だけでなく、中高年の筋肉維持や健康寿命の延伸にも役立つ便利な栄養補助食品です。
ただし、基本は毎日のバランスの良い食事であり、プロテインはその不足分を補うものとして活用するのが最も賢い使い方と言えるでしょう。















