10年ほど前にNYのスペイン料理屋で偶然食べたカリフラワーの前菜があまりにも美味しくて、以来カリフラワーが大好きになりました。

 

子供の頃はカリフラワーというと、茹でてマヨネーズで食べるという最も美味しくない方法しか知りませんでした。だから大人になってからもカリフラワーは「なくても良い野菜」というカテゴリーに長いことは言っていました。

 

でも違ったのです。カリフラワーはガーリックとともにオリーブオイルで炒めることで劇的に美味しくなります。

 

最も簡単なのは上の写真のように1cm程度の薄切りにしてオリーブオイルで両面に焼き色がつくまで焼くだけ。コツは触らないこと。生でも食べられる食材なので焦げ目がついたら出来上がり。塩レモンでいただきます。

 

 

次は食べやすい大きさに切って少し多めのオイルで、玉ねぎ、ガーリックと揚げ炒めます。ソースはチリソースとマヨネーズを合わせています。

 

最後はちょっと手間がかかりますが、子供も大好きなトップの写真のカリフラワーピザです。

 

ピザ生地の材料

カリフラワー1個(茎や葉を除く)

卵2個

溶けるチーズ1カップ

ガーリックパウダー小さじ1

オレガノ(あれば)小さじ1/2

 

作り方

  1. ミキサーに水とともに適当に切ったカリフラワーを入れて粉砕します。この時茎と葉の部分は別にして炒め物などに使ってください。
  2. 粉砕したカリフラワーはザルに開けて電子レンジで3−5分ほど加熱し、覚めてからギュッと絞ってボールに入れます(絞り汁はスープや味噌汁に使ってください)。
  3. 絞ったカリフラワーに材料全部を入れて混ぜ、好みの大きさに広げて180度のオーブンで15分ほど焼くと記事の完成です。
  4. トッピングは好みで。上の写真ではトマト缶をザルで水切りしたものとゴーとチーズとスイスチーズを使っています。

カリフラワーピザは野菜嫌いの子供が野菜を喜んで食べるきっかけとして最強アイテムです。オイルとチーズたっぷりですが小麦粉ゼロなので大人のおつまみにも最適です。

 

カリフラワーは冷凍できます。そのまま炒め物、スープ、電子レンジで加熱してまっじゅするとジャガイモの代用品として付け合わせ、サラダに使えます。

 

スーパーで安いカリフラワーを見かけたらぜひおうちに連れて帰ってあげてください。