100均の紙粘土で胸像(石膏像風)を作る
お久しぶりです^^。
新年のご挨拶ぶりです。笑。お元気ですか?
ワタシ、あっっっっっつい夏をどうにかこうにか無事に過ぎ越さしてもらって、
急に涼しくなりましたが、なんとか元気にやっています。
だいぶ久々の更新で、いきなり何だ?なタイトルですが、シンプルにワタシの近況。
そう、粘土細工をしています。
100円ショップ(主にDAISO)の紙粘土での、立体造形。
ご依頼があったりして過去に何度かやる機会がありましたが、
それらは全て手のひらサイズのお人形さん的なものでした。
例えばこんな↓
今回はこれまでで一番大きいもの、そして、リアルな感じの胸像にチャレンジしています。
多くの人がそんなに興味もないでしょうが、
あんまりしょっちゅう見ることもないでしょうからご紹介してみようと思います。
よろしかったらお付き合いくださいませ^^。
まず、頭の大きさをイメージしてつつ膨らませた風船(100均で購入)に、
水で薄めた木工用ボンドを染み込ませた紙ウエス(適当な大きさに千切ったもの)を、
貼り付けて、丸い張り子を作ります。
乾燥したら風船を破って除去。
丸い張り子を、より頭蓋骨に近づける。
ネット上の頭蓋骨の画像を参考に、切り貼りして成形。
頭蓋骨の土台に、紙粘土のお肉を盛っていきます。
DAISOの軽量紙粘土です。
初めて使うので、数種類あるものをとりあえず全部購入。
水分量や収縮率が全然違ったり、質感もそれぞれ。
最初は失敗続き。「ま、いっか」の連続。
同時進行で首も。
頸椎はラップの芯。
すごい固っっったい
我が家でコレに歯が立つのは包丁だけでした。
ワタシのようなストレートネックにならぬよう…泣
切れ目を入れて適度なカーブをつけます。
中にはクルクル巻いたプチプチを突っ込んであります。
出来上がりのポーズをイメージして、角度決め。
全体の土台は、たまたまホムセンで見つけた
お庭用のライトスタンド。
ちょうどいい穴があいていて、サイズ感バッチリ。
形はイマイチだけど、「ま、いっかw」。
こうなって・・・
こうなる。
耳。
自分のを参考にするとめっちゃ小さくなっちゃう;
酷使するこのパーツには、丈夫さが必要。
少し大きめ肉厚に。
都度都度、細かくヤスって、成形していきます。
ほんの少しの影や線で全然変わる、人の表情の奥深さを改めて感じる。
どんな表情にするか考えながら、こんな感じになりました。
具体的にモデルがいないので難しかったけれど
まいっか。まぁいっか、やってみっか、の連発の日々、
名前は「マイカ」と決まりました。笑。
耳をつけて、髪が生え・・・
頭と首・デコルテを合体
これで想定していた工程の9割完成。
しかし、違和感。なんか違う。
「ま、いっか」は封印して。。。
結局、首を切断。
角度と長さを変えて、付け直し。
頭の角度を変えると、同時に顔のお肉の流れ具合も変わるので、
様子を見ながら少しずつ、微妙な調整。
ふぅ。落ち着きました^^。
家族と一緒に生活しているので、家事をすることによって人としての生活感覚はキープしていますw タブンw
さぁ!!! とりあえず、あと一息!!!
無事にできますように と、祈りながらヤスります。。。
できたらまた、アップしまーす^^
追記(2024年4月11日):
最後の画像から後に考えていた工程は、表面をきれいにならして、仕上げの塗装(今回は白一色で塗料はアクリルのジェッソを使いました)を施して…完成。は、すでに、してました。
完成したらその旨の記事をアップするつもりでしたが、
見た目はほぼ変わらないのでこの追記にてご報告としようと思います☺️。
そして、この胸像、完成直前に、当初想定していた用途が無くなってしまいました。
現在は、いつか何かしらで来るかもしれない活躍の機会まで、無期限待機中です。
でも、久々の立体作り、初の大きさ、初の素材で、
試行錯誤しながらの創作はとっても楽しかった!
なのでいつかまた折りを見て、もうちょっと小さいのを作ろうかな。と思っています。
ではでは・・・☺️