実はとても安心する看護師さんの〇〇 | 【兵庫・神戸・加古川】キレイが目覚める私の美学~Kayo Style~

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「人生の主役はあなた」心と外見の両面からアプローチすることで、あなたの中で冬眠している美しさを目覚めさせます。
かつてない程のセルフイメージの改善を心の美容家の中村佳代が応援します。

 

もう、がんばらないワタシ。

 

兵庫・神戸・加古川

心理カウンセラー・看護師

がんサバイバーの中村佳代です。

 

 

しいなとも 撮影

 

スカーレットの記事に

こんなコメントをいただきました。

 

日々、患者さんと向き合う中、患者さんの気持ちに寄り添うこと、

患者さんの思いをくみ取ることに時間を割くことが、なかなかできない現状にジレンマを感じています。

 

これは、全国の看護師さんが、激しく同意する悩みだと思います。

 

わたし自身も、そうでした。

理想とはほど遠い現実に、ストレスを感じていました。

 

 

そして、患者さんに対しても申し訳ない気持ちがありました。

 

もっと話を聞いて欲しいのになぁ。

もっとゆっくりケアして欲しいのになぁ。

看護師さんって案外冷たいなぁ。

 

そんな風に思われているんじゃないかと想像していました。

 

 

でもね、患者になったときの感じ方はまるで違いました。

どの看護師さんも親切で一生懸命で、命を預けていることに安心感がありました。

 

 

看護師は、色んなケアをします。

配膳・清拭・検温・診察の介助・採血・点滴。

 

自分が患者になった時に

実は、最も安心したのは検温

 

これ、看護師さんにとっては意外だと思います。

 

 

検温は患者さんの状態を把握するためにとても重要なケアだけれど、

看護師にとっては、ストレスを感じる場面でもあります。

 

なぜなら、時間がないから。

 

 

本当は、検温の時にゆっくり患者さんの思いを聞きたい。

だけど、時間がないから、話を切って次に行かなければならない。

 

話聞けなくてごめんなさい!

あぁ!もう!時間が欲しい!

そんな気持ちがたまっていきます。

 

 

でも、患者になったとき

物足りなさや、雑にされた感じは

全くありませんでした。

 

だってね、よく考えてみたら

検温だけで一日に4回も看護師さんが来てくれるんです。

朝・午前中・午後・夕方の4回。

 

一回は数分でも、ひとりひとりの顔を見て状態を観察してくれる。

聞きたいことがあれば、ちゃんと答えてもらえる。

 

主治医の先生が来てくれるのは、数日に一回です。

毎日カルテは見てるけど、手術・外来・検査で、患者さんのところに来られる時間がない。

 

でも、看護師さんは4回も来てくれる。

これって、ものすごい安心感。

そして、親しみやすさがあります。

 

 

看護師にとっての、たった数分の検温。

それが、患者にとっては、とても安心する時間、なのです。

 

だから、看護師の皆さん、大丈夫。

今でも十分、患者さんは安心しています。

あなたを信頼して感謝しています。

 

今日もありがとうございます。

少し座って、お茶を飲む時間がありますように。