兵庫・神戸・加古川
心屋塾認定講師で心理カウンセラー
中村佳代です。
こんにちは。
梅雨ですね、いかがお過ごしですか?
ジメジメっとして、空気も体も重くなる季節。
こんな時は、ゆっくりしていればいいんだろうなと思います。
植物が雨を吸って、夏にグーンと成長するように。人もまた、今の時期にそっとなにかを吸収して、グーンと成長していくような気がします。
そして、雨の日はなんとなく人恋しくなるものですね。
先日、YouTubeで安住紳一郎さんのラジオ録音を聞いてましたら、10年前に亡くなった後輩のお話をされてまして。
安住さんは後輩の方に冷たく放ってしまったひとことを、今でも深く深く後悔していて、ある曲を聞くたびにその方を思い出すというお話でした。
その曲がこちら。
KOKIA ありがとう
もしも もう一度あなたに会えるなら
たった一言伝えたい ありがとう ありがとう
いい曲ですね。
安住さんのお話とともに、涙がでてきます。
「もしも もう一度あなたに会えるなら」
これは、大切な人を亡くした方なら、だれもが胸に抱えている思いではないでしょうか。
わたしも、今は天国にいる人たちの顔を思い浮かべて、もう一度会えるならなんて言うだろうかと考えをめぐらせました。
こちらは元気にしてるよ、そっちは幸せ?、あのとき楽しかったね。
いろいろ浮かぶけれど、やっぱり「ありがとう」のひとことに尽きるのかもしれません。
わたしは、こうして亡くなった人のことを時々書くのですが、いつまでも思い出すのは、そこに後悔があるからなのかなと思っていました。
でも、この曲を聴いて、それは後悔ではなく恋しさなんじゃないかと思いました。
いつまでも悲しくて、いつまでも後悔して、いつまでも忘れられないのは、そこにその人を思う大きな気持ちがあるから。
後悔ではなく恋しさなのだとしたら、いつまでも忘れる必要はないんじゃないかと思います。
そんなことを思った、梅雨の一日でした。
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