「まだ会ったことのない君を、探している。」
君の名は。という映画を観てきました。
新海誠監督の映画は初めてだったんですが
始めから終わりまで感情が揺さぶられっぱなしでした。
まず、背景の映像がとても美しいこと。
日本の四季の美しさや、日常風景の美しさが描かれていて
風景を見るだけでも価値があると思わせる映像でした。
東京で暮らす男子高校生、瀧（たき）と
田舎町に暮らす女子高校生、三葉。
一度もあったことのないこ2人が、
なぜか入れ替わってしまうというストーリー。
高校生二人の繊細な心の動きが
見ているこちらに伝わってきて
切なくなったり楽しくなったり
不安になったり希望を抱いたり。
気が付くとポロポロポロポロ
涙がこぼれ落ちていました。
一緒観観た娘もほっぺがぐっしょり
濡れるほど泣いていました。
(以下ネタバレ含む)
三葉が未来から過去へ時空を超えて
3年前の瀧に会いに行くという場面があります。
瀧を見つけた三葉はこう言います。
「私のこと覚えてる？？」
まだ三葉に会ったことのない瀧は、
当然、覚えてなくて
「なんだこいつ？」という反応をします。
初めて会った人なのになぜかとても懐かしかったり
どこかで会ったことがある気がしたり。
そんなことないですか？
未来に会う事が決まっている人だから
懐かしい気持ちになったり、会ったことがある気がする。
映画のこの場面を見て、ああこういうことか
と妙に納得しました。
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未来の自分から今の自分の常に
サインは送られている。
自分から自分に向けたサインに悪いものはない。
パッと見は困難な出来事に思えても
必要なサインだから送られてくる。
だから、未来の自分も今の自分も
信じれば、すべてのことはうまくいく。
瀧と三葉も、未来からのメッセージに迷ったり疑ったりしながら
最後はそのメッセージを信じて行動したことで
最善の結果が待っていました。
この映画を通して受け取ったメッセージは
- 自分を信じる
- 直観を信じる
- 未来からのメッセージは常に送られている
ということでした。
とってもいい映画だったのでもう一度
観に行こうと思っています。
そうそう、新海作品を見るのは
この映画が初めてだと思ってたんですが
私、以前から何度も見ていたことが発覚。
見る度に感動していたCMの数々が
新海作品でした。
この映画を観ることが決まっていて
未来からのメッセージを何度も受信していたのだな
と思って楽しくなりました。
映画、君の名は。を見ながら
思い出していたのがこちらの本。
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