あれから20年。1995年(平成7年)1月17日5時46分52秒。 | 【兵庫・神戸・加古川】キレイが目覚める私の美学~Kayo Style~

【兵庫・神戸・加古川】キレイが目覚める私の美学~Kayo Style~

「人生の主役はあなた」心と外見の両面からアプローチすることで、あなたの中で冬眠している美しさを目覚めさせます。
かつてない程のセルフイメージの改善を心の美容家の中村佳代が応援します。

今日は、阪神淡路大震災から20年ですね

20年の節目だから
例年よりもテレビの特集番組が多いね


20年の歳月って震災の年に生まれた赤ちゃんが成人を迎える年月

そう考えると20年は長く感じるけれど
いまもなお心には悲しみを抱えた方がたくさんいらっしゃる


死を受け入れるには時間が必要だというけれど

大切な人の死を受け入れるには
どれだけの時間が必要なんだろう

どれだけ時間がたっても
受け入れられないのかもしれない


受け入れるって何だろうね

受け入れると何か良いことがあるのかな
受け入れないと何か良くないことがあるのかな


どれだけ時間がたっても
大切な人への思いは消えないし
逆に時間が経つほどに恋しくなることもある


恋しくなったり悲しくなったり
助けられなかった自分を責めたりしながら
一年一年が過ぎていく


悲しさと罪悪感を抱えながらも
おいしいご飯を食べて幸せになったり
楽しいことがあって笑ったり

いろんな感情と向き合いながら生きていく


その日その時その瞬間の自分の気持ちと向き合う
それが受け入れるってことかもしれない






20年前のあの日
私は京都の自分の部屋で
インフルエンザの熱にうなされていました

揺れに気がついて目が覚めました


成人式を2日前に迎えたばかりでした

地元で成人式を終えて
神戸で遊んで
京都の学校の寮に帰っていました

2日前に遊んでいた場所が
一瞬にして変わり果てた惨状は
現実として受け入れられませんでした




あのころの私は報道される惨状に
ショックを受けては泣いて
自分の無力さを嘆いていた
20歳の女の子でした


40歳になった今
私にとっての20年は
大切な人がいなくなる悲しみ
受け入れることの意味
それがわかるようになった歳月でした







心理カウンセラー なかむらかよ