終わっちゃったよ~
あー、面白かった♪
主役二人の演技力も凄かったけど、
脇役の存在感も凄かった。。
脚本もよく出来てたし。。
多くの伏線を最終話でググっと回収して、三方丸く治まるという力技
(これって、ラストシーンの場面でした。。
いや~、うれしいわ)
めちゃくちゃネタバレで書きたいところですが、
。。我慢します。。
コメディ感が強い物語の出だしだったけれど、
最後のほうは、ハラハラドキドキだし、辛いし(私は小心者)、切ないし。。
そして、ちゃあんと「どんでん返し」もあるし。
満足の結末でした。
しかし、ここで終わるわけにはいきません。
詳しいネタバレ以外を、書きます。
男の魂(心)が入った王妃、キム・ソヨン。
しかも現在の感覚で話し、行動するさまが、マジおかしい。
男だから、何もかも粗雑だし。
それに戸惑ったり、感心したりする王様、哲宗。。
ここは罰せられてもおかしくないのに、。。心のどこかで気づいていたのかしら。
あの井戸の底で出会った少女は彼女だって。。
二人の仲が近づくにつれて、
とうとう自分は未来から来たのだと、
王妃(男のチャン・ボンファン)は王に告白します。
懐疑ながらも、彼女の言動や見知らぬ言葉の数々から、
王は、だんだん認めていくことになるのです。
そして、二人は、朝廷の親政を掴み取るための仲間になります。
しかし、敵もしっかりと罠をしかけていて。。
(男のチャン・ボンファンの王妃。
凄腕のシェフだったので、王宮の台所を乗っ取ります)
↓
(本来の王妃。目元の穏やかさから、そのしぐさ。。
一目でわかるその演技に降参です)
使われているOSTもコミカルなものからバラードまで多彩。
その中の一曲、「Here I am」は、挿入歌ですが、
流れるたびに、いつも思っていました。
登場人物の多くが、心の中でそう訴えているのではないかと。。
王を一途に想いながら一族の重圧に押しつぶされる王妃。。
家族を殺した者たちに傀儡とされる王。。
王を助けたという偽りを隠したままの側室。。
王妃への思慕を心に押し込めながら、彼女を守り続ける王妃の従兄弟。。
本当の自分をみてほしい、気づいてほしい。。
「自分はここにいるから。。」
かなり切ない歌ですが、お気に入りになりました。
https://www.youtube.com/watch?v=0c0HRSs0oEc
you-tubeでは、いろいろなバージョンがアップされてます。
一番ネタバレしなさそうなものを選びました(笑)
前にも書きましたが、史実を捏造しているとトラブルになったのは本当みたい。
実際、ラストは、苦笑気味になりましたわ。。
チャン・ボンファンは現在に戻り、史書で、哲宗の治政を知ることになります。
その肖像画が。。初めは笑ったけど、
もしや。。と思ったら、泣けました。
未来から来たと言った王妃のなかのチャン・ボンファンを
王は、本当に信じたんだなぁ。。
これは、二人にだけわかるメッセージなのじゃない?。。って。
「わかってる。お前はそこにいるだろう」
。。あの哲宗だったらしそうなことだと、。。そう思ったのです。
中身、男なのよね、でも。。王を受け入れちゃうのよ。
アイデンティティの崩壊と嘆くのも無理はありません(大笑)