実例!鹿児島の欠陥住宅あれこれ~序章・その1~
夢のマイホーム、丁寧でミスのない工事を期待したいところですが、
現実はそうでもありません。
現場監督さんは多くの現場を受け持ち、あなたのマイホームを確認に来るのは
せいぜい週に2~3回なのが現状なのです。
専任の現場監督がいない、あきれたケースも見てきました。
私の事務所で工程内検査に伺うと、必ず指摘事項が見つかります。
これは超大手のハウスメーカーから地元の零細工務店まですべて同じです。
施工管理ミス、の一言に尽きますが施工マニュアルはどうなってるんでしょう。
悪意を持って手を抜くわけではないかもですが、
「人」がする作業ですからミスはつきものです。
たまにはあきらかな手抜き?というケースもありますが、
大体は職人も現場監督も気づいてないことが多い。
気づくには知識が必要ですし、知識は資格取得の勉強が最低限必要です。
いまどき資格を持たない現場監督も多いし、有資格者でも
勉強不足の人が実に多い。
ミスは気にはなるけど、現場の職人が年上でモノが言えない、
手直しするには時間が足りない、
職人に「今までもこれで通っている」と反論される、等の理由で
欠陥を放置してるケースも結構あります。
見逃したくはないけど、手直しさせるにはお金がかかる、
みたいなケースもありますね。
さて、あなたのマイホームは本当に大丈夫でしょうか?
ちょっと怖い話をしますが、完成したマイホームに瑕疵があった場合、
きちんとやり直してもらえると思いますか?
自分の要求は100%通ると思いますか?
答えは「極めて難しい」ということになります。
いろんな揉め事やクレームの相談にのってきましたが、
調停・裁判まで進めても、100%は勝てないケースが多い。
あきらかに欠陥住宅なのにおかしいですよね。なぜでしょう?
住まいるダイヤルに電話して住宅紛争審査会に相談しますか?
では、実際に住宅紛争審査会に案件を持ち込むとどうなるのか?
実はここでは、調停以下までのことしかやってくれません。
もしくは「ホームインスペクターさんに相談されては?」的なアドバイスまで。
では、今度は実際に法的な手段→調停~裁判まで進むとどうなるのか?
実は、弁護士や裁判官はあなた同様に建築に関しては素人です。
あきらかに瑕疵がある状態でも、それを立証して裁判官に理解させるのは難しい。
相手側も弁護士を立てて、嘘でも何でも反論してくるのです。
こうなることを防ぐには?
私の知る限り、工事中に欠陥工事を防ぐチェックをする方が
はるかに賢い。
さて、明日は序章その2です。
どのタイミングで現場をチェックしたらいいんでしょうね?
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