マイホームでは「厚み」が、とんでもなく重要!
マイホームだけでなく、建築全般で言えるのですが、
長さや厚みを「mm」の単位で考えるのが、建築業界。
例えば断熱材の厚みで100mmと75mmだと、その差は25mm。
たかだか2センチ5ミリってお考えかもですが。。
よく考えると25%も違うのですもの、ものすごい差ですよね。
銀行で100万引き出したのに、封筒に75万しかなかったら怖いですよね。。
私が工程内検査に伺う際に、結構多いのがこの「厚み」の指摘。
最初は例えば、基礎工事。
鉄筋の「かぶり厚さ」は、基礎の強度や耐久性に直結します。
あまり大きい声で言えないのですが、、
現場監督さんが、かぶり厚さをチェックしてないケースも多い。
実際の指摘事例では、
鉄筋が型枠にくっついてますから、かぶり厚さゼロで即欠陥住宅判定
これも、かぶり厚さが足りない
これはアンカーボルトがコンクリートで汚れていますね
主筋を切断した上に、スリーブ補強なし。さらにかぶり厚さ不足
なぜ、かぶり厚さは3cmが標準なのでしょう?
コンクリートは、もともとアルカリ性ですが、空気中の二酸化炭素を吸収して
表面から年に厚さ0.5mmずつ中性化していく、と言われます。
30÷0.5=60
つまり、60年でコンクリートの中性化が鉄筋にまで到達する計算なんですね。
もし厚さが薄かったら、それだけ早くコンクリートが劣化します。
かぶり厚さの確保が大切な意味が、おわかりだと思います。
次に多いのは、断熱材の「厚み」
壁厚さが105mmだと、繊維系の100mmを入れる場合も多い。
んで、手抜き工事で厚みが足りないところが出てくる。
多いのは、コンセント廻りや、耐力壁の筋違部分。
断熱材を押し込んで、その廻りは薄くなってるケース。
断熱材は入れればいい、のではなく、きちんと厚みを確保すること。
こんなに性能に差が出るんです。
私が工程内検査に伺って、結構な確率で指摘事項にあがる「厚み」
現場の職人さんはプロだから、きちんとしてくれるとお考えですか?
中立で第3者の目線って、とても大切なのです!
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