プリズン・サークルまだ続きます
映画をみて今になって感じてきたのは
グループの力。
カウンセリングには
悔しいけれど無い力です
はじめはとぎれとぎれの誰かの話、
合間に入る長い沈黙
それをみんなが聴く。感じる
話している人の傷みを
言葉にならないその行間を
皆がじっと黙って待つ場面がいくつもありました
以前ワールドカフェという、4~5名のグループで話すイベントをやったことがあるのですが、
「その場の空気が一瞬にして変わる」
という場面に何回か遭ったことがあります
誰かの話に、そこにいるみんなが
まるでオーケストラの異なる楽器がひとつの音になったみたいに
ひとつの気持ちになるというか
ひとつじゃなくても
その場の気温がぐぐっと上がったような
空気の色が変わった感じ、というような
皆で同じ映像を見ている。
皆の気持ちが共鳴して増幅する
みたいな。
近くにいる人と心臓の電磁波のリズムが共鳴する
という記事を思い出します。
https://aishinbun.com/clm/20181129/1855/
心電図で測ることのできる心臓の電磁波には感情に関する情報も込められていて、その電磁場は周辺(周囲1mから2m)の他の人の身体にも影響を与えるという。
電磁場がそこにいる皆を包む
強い気持ちが、そこにいる皆の数だけ増幅してから
結界のように他から区切られたひとつのかたまりになり
それからゆっくりと
分散する。
みたいな。
強い恐怖と怒りの深い赤から
ゆっくりと淡い水色に変化して
皆の中に落ちてゆく
みたいな。
何かすごく抽象的だなあ
もっと科学的に説明できたらいいのですが。
上記のURLみてくださいね
・・・
あとひとつ
映画では「エンプティチェア」のようなものをやっていましたが
これもとても考えさせられました
これはまた明日。