なぜ虐待? | 虐待と相談

虐待と相談

気づくと生き方には親の影響があるって思う。
でも自分でできる選択もあるはず。
虐待してるかも、されてるかも、
どうにかしたいと思ってるならどうにかできると思う。
カウンセリングの勉強していますが、一緒にその方法を探せたらと思っています

誰かに話すと必ず聞かれます。

自分が多分、たたかれて殴られて怒られてきたのが嫌だったことと
もうひとつ、
友達が子どもを殴って通報されていた、
でもわたしは彼女の力になれなかった。

とこたえます。

友達はわたしの娘の同級生のママでした。

お互いの子供が小学校1年生のときに知り合い、
彼女の息子は自閉症でした。
近所の小学校には、支援学級がありましたが
いろいろな機関と交渉して普通学級に息子を通わせました。

彼の、
普通学級での生活はちょっと大変でした。
周りの父兄からのクレームや、先生の知識や理解不足もありました。
でも彼女は果敢にそれらと闘っていた
でも家では息子に手をあげていて
近所の人に虐待と通報されました。

彼女は息子が大事で愛していて
可能性を広げて
育てたかった。
だからいつもライオンのように勇敢だった

わたしは彼女の息子とわたしの娘が4年生のとき
息子の学校でのつきそいを1学期だけやりました
登校から下校まで彼に付き添って
学校の授業を受け、
お昼を食べ、
彼が教室から逃げると追いかけて
床にころがってると見守りながら声をかけ
休み時間は他の子どもと彼と遊びました。

でもわたしは自分のことでいっぱいいっぱいで
彼女を助けるどころか
心配さえしませんでした。
彼女は一人で戦って
2学期以降は違う付き添いの人を手配して
そして
息子が6年生の時に
病気になり
3年後に亡くなりました。

彼女がなにを考え
何に苦しんでいたか
わたしは聞きもしなかった

彼女と私はいつも料理や仕事や先生や本の話をしていて
子育てがどんなに大変か
子どもがどんなに言うことをきかないか
自分がどんなにいらいらしたり怒ったりするということは
全く話しませんでした。
私はそれを想像もしなかったのです。

私はなにを見ていたんだろう

いまなら
彼女の手助けをできる。
でも彼女は居ない。
息子は施設に入っています。

彼女はなにを思っていただろう

どんな現実が彼女の周りにあっただろう
私が聞いたら話してくれただろうか
話したら少しは楽になっただろうか


彼女に役に立つことがなにひとつできなかったと
そんな思いが
誰かに今なにかできたらと
思うのかもしれません。