Vanzandtが完成した! | chicken skin musiQ

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前回記事で、60年代使用のvanzandtのストラトタイプをオーダーしたことを書きました。早くもギターが完成しました。



大阪のワタナベ楽器さんでオーダーしたのが、4月17日でした。納期が5ヶ月の予定だったので、秋まで気長に待つかーと思っていたのですが、何とわずか1ヶ月後の5月19日に完成したと連絡が来ました。あまりに唐突でびっくりでしたが、すぐに取りに行きました。





とてもオーソドックスな60年代仕様のストラトです。楽器に関してはヴィンテージライクなものが好みです。


オーダーした理由がこのカラー。オリンピックホワイトになっています。

vanzandtのラインナップには、vintage whiteという黄味がかった白しかないのです。某アンミカさんも言うように、白には何百色もありますが、私はオリンピックホワイトが好きなんです。




塗装はもちろんニトロセルロースラッカー。

vanzandtは超極薄ラッカーで有名ですが、白の場合どうしても厚塗りになるので、そこまで超極薄という感じはしません。

とは言え、市販品ではまず見ないレベルの十分薄い塗装です。ラッカー特有のしっとりした艶感も素敵です。



60年代仕様なので、もちろんスモールヘッドです。ロゴもスパロゴを模しているんでしょうか。

ペグはGotohのクルーソンタイプです。ポストがプラス製らしいです。



指板はインディアンローズウッドです。

vanzandtはマダガスカルローズの使用で有名でしたが、近年は材の枯渇からインディアンローズに切り替わった様です。

品質が心配だったのですが、しっかり目が詰まった真っ黒な上質な材で、20万円台のギターでここまでの材を使えるのはすごいと思います。



サドルの刻印もカッコいいです。こういうところに、ただのコピーモデルでは終わらないという、メーカーの矜持を感じます。




さて、今回は主に見た目の紹介でした。次回は弾き心地やサウンドを紹介していこうと思います。乞うご期待。



桃山