西新宿 バー ベンフィディック

西新宿 バー ベンフィディック

西新宿の高層ビル群を目の前にひっそりと9階に佇むBarでございます。


テーマ:
鹿山です






2018年 12月 





友人バーテンダーS氏より
『ウガンダ行こうよT氏が案内できる』




と誘われ即答で『行く』と答えた





前々からアフリカの地酒について触れてみたいと思っていたところでの誘いだ
近代的ではない、原始的な造り
美味い、不味いではない
風俗、土着の文化に根付いた
日本でバーテンダーしていたら
体験できないようなものを得たかった









なのでウガンダ行ってみた

まずウガンダに簡単についておさらいしよう

正式名称
ウガンダ共和国
ウガンダは旧イギリス植民地
1960年代に正式に独立
東アフリカ高原に位置
平均標高が1000メートルを超え
よって
赤道直下に位置しながら比較的涼しい
有名なヴィクトリア湖がありウガンダ国土18%に及ぶ面積の湖がある
この湖の影響で豊富な降雨
高原地形の肥沃な土地であって
実は住みやすい

在留日本人数も279人いる
(2014年調べ外務省統計)

そしてウガンダは国民一人当たりのアルコール消費量がアフリカの中では
赤道ギニアに次いで
ウガンダが第2位という飲酒大国

ウガンダ国内だけでもローカルな酒は
北部、西部、南部、東部で酒文化、呼称も変わってくる。


行ってみると昼間も言うほど暑くはなく、
夜はかなり涼しい

首都 カンパラ
首都は人口が密集し活気がある

反対に
首都から離れれば広大な自然が広がる

今回行ったのは
コンゴとの国境線近くのエリア
昨今、紛争している地域圏及びエボラ出血熱が流行中なのがコンゴ国境エリアだがここは若干はずれているため案内人が問題ないとのこと
場所は
エドワード湖及びクイーンエリザベス国立公園の近くのkasese(カセッセ)という街の近くの集落へ赴く



大なり小なり
一つの集落に誰かしら酒を作っており
近所の人がそれを買いにくる
案内人のパトリックさんにお願いして
集落の人に聞いて廻って
作ってる方のとこへ訪問させてもった

集落のママ
彼女が作っている



ウンコンボウディ(Umqombothi)

うんこみたいな名前だが
この地域の地酒
Local Beer







もちろんこの地域内にも
通常のビールやウィスキーも出回っている
しかしその手の外国産のものは彼らにとって高価であり、
土着で住んでいる人達はウンコンボウディを飲む








では
ウンコンボウディ(Umqombothi)とは何なのか

Xhosa語(コサ)及びZulu語(ズールー)
由来の言葉


この言葉は南アフリカ共和国、及びジンバブエの言語


そこから固有名詞として
アフリカ、サハラ以南にウンコンボウディという
名詞でローカルビアが広まる


ウンコンボウディの原料は主に
トウモロコシ、トウモロコシ麦芽、酵母、水で作られる

2日ほど発酵させればそれでできあがり
味わいは酸っぱく混濁している。
アルコール度数は3%前後だろう






またウガンダ南部のエンテベからほど近い集落では
ウンコンボウディとは違った
ローカルビアがある

MALWA(マルワ)
という
皆で囲んで長いシノのようなモノで飲む


中身が混濁しているのでフィルターをかませている



これでみんなでチューチューする


ウンコンボウディはとうもろこし
しかし
MARWA(マルワ)
原料はmillet(ミレット)
黍(キビ)だ


ミレットに水を入れる




水分を含ませ土嚢袋にいれ4日ほどで発芽させる


その後
発芽したミレットを乾燥させる
製粉機にいれ粉々にする
その後、穴に入れ土中で発酵させる
天日干し


その後、固まったミレットを
ローストさせる
①乾いてローストしたミレットの固まりと
②製粉した状態のミレットを混ぜ合わせる
③水を加える

左の黄色のバケツが発芽して天日干しローストしたミレット
右のカンカンが発芽して粉砕したミレット

これを真ん中の水色のバケツに混合、水を加える

二日間発酵させればMARWA(マルワ)
の完成だ




左の女の子が持っているのは
小分けにして購入したウンコンボウディ
BenFiddichで飲めます。
(無くなり次第終了)


右がそれを蒸留したワラギ

ワラギに関しては次回、細かく書きたい




今宵、西新宿 Bar BenFiddich
お待ちしております























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