夫婦木神社でのパートナーシップワークが始まる前に
二つの準備が為されました。
為された、と書いたのは
そのようにする予定はまったくなかったからです。
一つ目は
前日に訪れた
一之釜、釜沢の滝の流木。
人っ子一人いないその場所で
岩の上に寝転んだりして
エネルギーチャージしていたら
まるで魔法使いの杖？のような
不思議な雰囲気の
アーティスティックな形をした
美しい流木が目に入りました。
サロンのオブジェにしたら素敵かな、と思って
何気なく持ち帰ることにしました。
でも、だんだん
「これは明日のワークに使うものだろう」
という感じがしてくるのです。
魔女にでもなったかのような気分で
その日は流木を持って移動を続けました。
二つ目は
ワーク直前に立ち寄った
昇仙峡で出会った石。
たまたま入った石屋さんで
「パートナーシップのワークには
絶対にこれが必要だ！」
と感じてやまない石がありました。
手のひらよりも少し大きめの
ハート型のローズクオーツに
小さな天使が乗っているものでした。
石に呼ばれて買い求めてしまう、
というのは何年かぶり。
そして、何か道具を使って
ワークをすることはありませんでしたから
そう感じる自分にビックリしたのでした。
（その天使はワーク中に名乗ってきました！）
お店を出た後、
昇仙峡が水晶の発祥地だということを知りました。
（ほうとうを食べた後、）
夫婦木神社に到着しました。
想像していたよりも
ひっそりと静かな佇まいでした。
あたりには、やはり人っ子一人いません。
女性の象徴を示すという御霊木を通って
鳥居をくぐります。
歴史を感じさせる神社ですが
重厚感はなく、とても爽やかで
流れの良い気を感じました。
神主の女性に
御霊木を案内していただき
そっと触れることを許されました。
すぐに胸が震えて、涙が静かに流れます。
手のひらから、愛が流れ込んできたからです。
無条件の愛。
それは理解するものではなく
このように感じるものなのでしょう。
内なる愛が共鳴して、広がります。
愛することも
愛されることも
愛し合うことも
必要がない………
すでにそれが、ここにある………
私たちは最初から、そうした存在………
根拠などありませんが
確信としてやってきました。
御霊木に感謝を伝え
エネルギーに共鳴しながら
ワークを始めることにしました。
